十本指のブログ

十は残りのもの。残りのものには至福がある。

【FGO】モンジョワとロンギヌスの槍

モンジョワー!

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謎のフランス語からボンジュール。

今回は、FGOのブラダマンテのかけ声「モンジョワ!」についての短い話。

モンジョワ(Montjoie)は、文字から見るとmont(山)とjoie(喜び)。

この言葉は中世フランスの武勲詩『ローランの歌』の中で、“シャルルの勝鬨”として使われている。

この武勲詩の説明によれば、「モンジョワ」の勝鬨は、ブラダマンテやローランの主君シャルルマーニュが持つ王剣【ジョワユーズ(Joyeuse)】の名から取られたとある。

 

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このジョワユーズは、【かの聖遺物ロンギヌスの槍の切っ先を柄に埋め込んだ剣】で、フランスの王権を象徴する。なので、ジョワユーズはフランスの太陽王ルイ14世肖像画や歴代フランス王の肖像画にも描かれている。また、ナポレオンも皇帝の戴冠式にジョワユーズを使用したそうだ。そのうち、ナポレオンとブラダマンテの絡みか、ナポレオンとシャルルマーニュ(またはカール大帝)の会話にジョワユーズが出てくるかもしれない。

 

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ただ、「モンジョワ」が「ジョワユーズ」に由来するとしても、モン(山)の部分はどこから来たのだろうか、という疑問が残る。私はおそらく、山で戦士したパラディンシャルルマーニュ麾下で最強のパラディンであるローランに由来すると踏んでいる。この話はすごく長くなるので今回は割愛する。が、【ローランが実在した貴族】であり、フランスに限らず、ドイツ、イタリアでも長く人気のある英雄で、決して裸になりたがる変態騎士で割り切れない、とだけ言っておこう。

 

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モンジョワー! いつか私はローランについて書くかもしれない。