ヒストールのブログ

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カタカナ英誤「バズる」と元の英語【buzz】

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リアルのbuzz

 

「バズる」の元の語「buzz」。名詞と動詞。

たくさんの現代的用法を持つ。

「バズる」は英語では通じない。

 

◎名詞。

○「忙しいうわさ」。1620年代から。

(「ファンシー(fancy)」に近い。1600年から。)

○「すごく早い音」。1640年代から。

○「🛩飛行機の音」。20世紀から。

・口語の「素早く飛ぶ」に伴う。1928年から。

・陸軍用語「警告音に従って低く飛ぶ」1940年。

 

◎動詞。

○「ミツバチ・昆虫の反響音がする」。15世紀から。

・「スウォーム(swarm)」に関連。(古英語)🐝ミツバチが群れる、群れて移動する

○「(飛行機が)低く飛ぶ、近くを飛ぶ。」1941年からの用法。 

○【buzz off】「とっとと行く。」元は「(旧式の)📞電話を切る」。

オーダー的に使う。1914年からの用法。

○【buzzed】「ほろ酔い。」

・【buzzed-about】「うわさになった、うわさのネタにされた。」

 

まとめ

・伝統的用法「忙しいうわさ」「すごく早い音」は“バズる”に見られない。

・現代的用法「飛行機の音」「素早く飛ぶ」「旧式電話を切る」「とっとと行け」

のいずれの文脈も“バズる”に見られない。

・「ファンシー」との関連も日本語には見られない。

・「うわさ」の方は「人気」「いい意味で話題になる」を意味しない。