ヒストールのブログ

ここは新葦原中邦

【チェンソーマン95話】「この世界」に属さない「私達」

 
 ハロー、ガイズ。
 わたし聖書ヴィヴリア神話ムーソロギアーとメドゥーサ好きのヒストール、よろしくね。
 『チェンソーマン』95話語り。ネタバレ注意。グロ表現も注意。
 
 
 
 
 
 

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✚✙✛✜✝✞✟✠
 
 デンジは死んだ。
 

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“誰が”喋ってる?
 
 マキマのような者は言う。
 「どうすればデンジ君はこの世界をあきらめてくれる?」
 「どうすればまたチェンソーマンに戻ってくれる?」
 

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痰?
 
 血痰(血のつば)で拒絶するデンジ。
 この世界に属さない者は「痰なんか吐かないんだよ」と言う。
 彼女がどちらであれ、見えていない方か?
 

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“私達”
 
 「私達の邪魔をするなら 死んで」
 

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キミのハートをがっちりキャッチ
 
 デンジは「複数系の誰か」にポチタ心臓を引きちぎられ、死んだ。
 (それにしても可愛い心臓だ)
 (デンジとポチタがずっと相棒だった事をしみじみ実感する)
 
 わたしは「ケイローンvsアキレウス」じみたアクションシーンの詳しい解説をしたいが…首ポーン、首なしキック、デンジの蹴り返し、脊椎切断、右手で貫通パンチ&内臓引き抜き、右脚でデンジの右脚チェンソーを切断、よく見ると四肢切断されてるデンジ、無表情な「戦乙女(?)」を語りたいが、やめておこう。
 

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95話タイトル
 
 今回のタイトルが「チェンソーマンvs支配の悪魔」。だが、戦ってるシーンや「いつものですます口調でない誰か」は本当に支配の悪魔だろうか?死傷からの回復は支配の悪魔の能力と契約だろうが、「私達」のもう一人は誰だろう?マキマではない。
 

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黒枠でない過去回想
 
なぜなら、マキマの好きな男のタイプは「デンジ君みたいな」で、チェンソーマンという悪魔ではないからだ。「私達」は悪魔達で、ニ者ともチェンソーマンとデンジを分離したいし、チェンソーマンの側に強い執着がある。 チェンソーマンという悪魔を語る「私達」はニ者とも悪魔で人間マキマではない。この三者が手を組んだのは「チェンソーマンとデンジを分離したいから」だろう。 
 

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両目を
 
 マキマは悪魔に両目と嗅覚を差し出した人間で、支配の悪魔ではない。 マキマに視覚が必要な時は両目を得た悪魔に代わると思われる。

 

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違和感
 
 だからマキマは耳はいいが、「汚え臭ぇと言われ近寄られもしなかった」デンジの臭いが感じられないし、両目を悪魔に差し出してるから両目が悪魔だし、デンジとビームの顔の区別ができない。ただマキマは休日に映画は見えるらしく、限定的な視覚の差し出し方をしたと思われる。そして、完全に人間と同じ姿の悪魔はいない。
 

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銃の悪魔との契約
 
 アメリカのプレジデントは、マキマと支配の悪魔を分け、「支配の悪魔を殺してほしい」と言った。「チャーハンを…いや……ラーメン🍜ください」と中華料理屋で注文すれば、出てくるのはラーメン🍜でチャーハンではない。「マキマを…いや……支配の悪魔を殺してほしい」は「支配の悪魔を殺してほしい」だ。マキマと支配の悪魔は同じではない。
 

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罪を語るサタンの娘
 
 わたしは「この世界」に属さない彼女を『失楽園』サタンの娘「罪」の悪魔と繰り返してきた(記事リンク:罪の悪魔はポチタのヤンデレ妹! )。罪の悪魔は、生まれ方が戦乙女アテナと全く同じ━━父の頭から武装して生まれた者━━で、『失楽園』に「女神」と書かれている。だから、罪の悪魔は戦乙女アテナが前身だ。95話のマキマのような者の戦いぶりはまさに戦乙女で、《支配》から説明できない。
 

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イナゴとイナゴの王
 
 アテナの兄弟ブラザーアポロンΑπόλλωνアポッロン)。黙示録アポカルプシスのアポリオン(Ἀπολλύωνアポッルーオーン)はアポロンと一字違いで、イナゴたちの王アビスのエンジェル黙示録アポカルプシスにある。
 
 ἔχουσιν ἐπ’ αὐτῶν βασιλέα τὸν ἄγγελον τῆς ἀβύσσου,
ὄνομα αὐτῷ Ἑβραϊστί Ἀβαδδώνアバッドーン 
καὶ ἐν τῇ Ἑλληνικῇ ὄνομα ἔχει Ἀπολλύωνアポッルーオーン
 
イナゴの群れはアビスのエンジェルを王として持つ。
その名をヘブライ語アバドアヴァッドーンと言い、
ギリシャ語でアポリオンアポッルーオーンの名を持つ。
━━『ヨハネ黙示録アポカルプシス』9章11節

 

 

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エンジェルの眷属
 
 イナゴ姿のセラフィムや天使位階の者たちは、チェンソーマンの「眷属」。だからチェンソーマンも「エンジェル」。チェンソーマンの「エンジェル」性、マキマが契約する悪魔と『失楽園』サタンをつなぐ線、そこに黙示録アポカルプシスを加えれば、答えはアポロンとアテナしかない。
 

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黙示録の4騎士
 
 黙示録アポカルプシスの4人の騎士、支配の悪魔(ホワイトライダー)、戦争の悪魔(レッドライダー)、飢餓の悪魔(ブラックライダー)、死の悪魔(ペイルライダー)は、かつてチェンソーマンと戦った。その後、チェンソーマンは何らかの理由でポチタになった。
 

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アポリオンの絵いろいろ
 
 アポロンは矢の神として有名で、アポリオンに堕ちた後も矢を持つ者として描かれた。チェンソーマンの正体がアポリオンなら、矢と、つまり武器と深いつながりがある。
 
 

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武器人間
 
 チェンソーマンが武器人間の悪魔(正式名は消えた)を食べても、武器人間ズが消えなかったのは、チェンソーマンがアポリオンだから。それと、ある天使達のため丶丶丶丶丶丶丶丶チェンソーマンは自らに関わる存在を完全に消せない。ただし、アポロンは多彩な能力を持つが、チェーン(鎖)とソー(ノコギリ)は別口。「食べた悪魔の名の存在を消す」はチェンソーアポロンや悪魔から説明できない。さらなる考察が要る。ともあれ…
 
 

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チェンソーマンが食べない理由
 
アポリオンは姉妹シスターたる罪の悪魔がいる体を食べない。同生どうせいだから。家族だから。
 

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再び
 
 マキマと契約する「この世界」に属さない「罪の悪魔」「支配の悪魔」は、マキマと違い「デンジ君みたいな人」が好きでない。
 
 デンジは死んだ。この記事につづく!

 

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 チェンソーマンの主な考察まとめ
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