ビームのいた戦い
ハロー、ガイズ。
我は聖書と神話とポチタ好きのヒストール、よろしくね。
これはビームが己の意志で「銃の悪魔100%」や「我の悪魔達と4人の騎士」と戦っていた男、という考察。ビームはなんて忠犬…いや忠サメなんだ。なんかサメ映画見たくなってきた。
チェーン移動を見てたビーム
まず、本題に入る前にビームがチェンソーマンにとって重要とハッキリさせる。ビームは真チェンソーマンの「足超速い」姿と「チェンソーのチェーン使って移動してた…!チェーン飛ばして引っ掛けて建物から建物へ…!」の姿を見ている。そして、特異課の悪魔や魔人は地獄の事を覚えていない。だからビームは地上で真チェンソーマンが建物から建物へ移動する姿を見て、死んでいない事になる。真チェンソーマンが目視して殺さない相手がビームだ。超強いチェンソーマンがチェーン移動する戦いは、相手がすげえ強い場合に限るので、前の考察ではこれを「真チェンソーマンと銃の悪魔100%の戦い」とした。どうでもいい戦いを〈建物〉というキーワードを使って小出しする必要がない。
ビームは知っていた
ビームが銃の悪魔100%やボムと戦ったのは考えすぎ、と思う人もいるだろう。ならなぜビームは「銃の悪魔」「ボムの名」「ボムが銃の悪魔の仲間」「ボムの匂い」「ボムのヤバさ」を知っていたのだろう?繰り返すと、ビームに地獄の記憶はない。そして銃の悪魔とボムの情報は特異課にシェアされていない。だから(マキマを除く)特異課の誰かがこれをビームに教える事はできない。これはビームの地上体験から来る知識で、マキマが知識として教えた事でもない。 地上体験の証拠は次の画像。
匂いと名前とヤバい
ビームのこの台詞からすると
①ビームはボムが「ヤバい」事を知っている。
②ビームはボムの「匂い」を知っている。
③ビームはボムの「名前」を知っている。
あまり頭が良くないビームはボムの「ヤバい」を体験でしか知る事ができないだろう。そして、レゼはビームを知らない。と言う事は、ビームが体験で知っているボムは武器人間のボムではなく、悪魔ボムだ。
ポチタ前の話
ここで最初の画像に戻る。マキマの言う「彼ら(武器人間)の中にいる武器の悪魔達と4人の騎士が貴方と戦い」の“武器の悪魔達”は悪魔ボムも含まれている。マキマはこの時「私達」と言っているので、マキマは“武器の悪魔達”か“4人の騎士”のどちらかになり、支配は武器ではないから“4人の騎士”の一員がマキマになる。そして、この後「(マキマ達がチェンソーマンを)探しても見つからなかった」 のは「貴方(チェンソーマン)は瀕死の変わり果てた姿で生きていた」から。
4人の騎士
4人の騎士は黙示録の「支配の騎士」「戦争の騎士」「飢餓の騎士」「死の騎士」だろう。
瀕死の変わり果てた姿
「瀕死の変わり果てた姿」はポチタ状態のチェンソーマンだ。「チェンソーマンVS武器の悪魔達と4人の騎士戦」の時はまだポチタ姿はなかった。だからチェンソーマンのポチタ化の原因は、「武器の悪魔達と4人の騎士の攻撃」か「武器人間を食べた」か「銃創のような傷」のどれかと思われる。このチェンソーマンのポチタ状態は「その最中貴方は私達の前から消えてしまった」の直後しかありえない。銃創のような傷から、銃の悪魔100%戦と武器騎士戦は連戦だったと予想される。そこに、ビームもいた。作中、これらの連戦以外でビームが「銃の悪魔」「悪魔ボム」「ボムは銃の悪魔の仲間」「ボムの匂い」「ボムはヤバい」を知るタイミングがない。
約束
それに、あまり難しい話ができないビームが「マキマ様と約束」する状況は、「チェンソー様がいなくなったから一時休戦」をビーム自身が納得する状況だけだ。「マキマ様」づけから、マキマがビームの記憶を少し弄っているようだが、マキマに記憶を弄られたアキ、サムライソード、暴力はマキマに恩を感じている。ところが、ビームはマキマに助けられたとは言っていないし、ひたすら「チェンソー様」に尽くす。
レゼにやられた①
ビームはボムのヤバさを知っている。ビームはチェンソー様を置いて逃げればレゼに見逃してもらえるのに、断ってチェンソー様を守り、かなりひどい傷を負った。この行動はマキマと関係ない。
レゼにやられた②
ビームはボムで瀕死になったその日またチェンソー様を守り、また瀕死になった。これもマキマと関係ないし、洗脳された者の行動ではなく、ビーム本人の意志に見える。
ビームの遺言
ビームの最後のセリフは「チェンソー様……どうか蘇って…オレ達の願いを…」だった。ビームは物に沈んで逃げられるのに、最後の行動はチェンソー様のエンジンをふかす。ビームは「チェンソー様」と「オレ達」と言っている事から、自分だけでなく、天使位階の皆の事も考えていて、マキマは入っていない。
オレ達
ビームはマキマに様づけしていたが、根っこの気持ちを操られていない。ビームは、チェンソー様やオレ達の願いのために自分の意志で動いていた。ビームは、己の意志で銃の悪魔や武器の悪魔達や4人の騎士と戦い、チェンソー様に尽くした。
カッコいいぞ
ビームを「よく分からないけど健気で可愛い忠サメ」と捉えるのと、己の意志で銃の悪魔100%や武器の悪魔達や4人の騎士と戦い、ヤバいボムとまた戦い、銃の悪魔よりヤバい闇の悪魔から逃げず、最後に「チェンソー様」と「オレ達」を思った男らしい戦士と捉えるのは、全然ちがう。悪魔でも男でも痛いものは痛いし、いくら傷が直るとしても痛いのは嫌だ。無限の悪魔はヘタレなので、最初からビビリで痛がりだった。ビームは自分の崇拝にのぼせてるわけでなく、「オレ達」の事を考えてた。
食べちゃいたいくらい好き(マキマのモデル)
我は記事を書いててビームがより好きになってきた。なので、我はサメ肉のすり身で造られたカマボコが食べたくなってきた。これは愛だな!
さあ、ビーム、食べてやるからな!