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ハロー、エブリワン。
我はヘブライ語とアラム語とエラダ(ギリシャ)語とアラビア語好きのヒストール。よろしく。これはヘブライ語聖書の翻訳で「日(太陽)」と百回ほど誤訳されている「シェメシュ(שֶׁמֶשׁ)」の話。
《シェメシュの語と聖書文例》
この語は聖櫃の行方に直結する。
この語はイエスのキリスト性に直結する。
この語はクルアーン各章の冒頭にある「バスマラ(بَسْمَلَ)」に直結する。
この語はアラビア文字の半分、通称「太陽文字」に直結する。
モーゼやイエスやムハンマドのフォロワーやアラビア語圏はシェメシュを理解できないとすごく困る。
すいへいせん
まずシェメシュは日や太陽ではない。と言うより、どの位置にある太陽か、どの時の太陽かという話。なぜ日や太陽と誤訳されている「シェメシュ(שֶׁמֶשׁ)」はある【水】の形を持つ「メム(מ)」が入っているのだろうか?太陽が水と関わる位置は太陽がどの高さにある時だろうか?聖書翻訳者たちは全くのバカではない。たまに「日没(sunset)」とか「日の出(sunrise)」と正解に近く誤訳することもある。また、なぜ「スィン(ש)」が二文字入っているのだろうか?なぜ日没や日の出も誤訳なのだろうか。これらは幼児にわかる答えがある。
誤訳だらけだが、シェメシュの語例を引用してみよう。
○1回目 創世記/ 15章 12節
日が沈みかけた頃、アブラムは深い眠りに落ち、恐怖と深い闇が彼を襲った。
○2回目 創世記/ 15章 17節
日が沈み、暗くなった頃、煙を吐く炉と燃える松明がこれらの裂かれた動物の間を通り過ぎた。
○3回目 創世記/ 19章 23節
日が地上に昇ったとき、ロトはツォアルに着いた。
○4回目 創世記/ 28章 11節
ある場所にさしかかったとき、日が沈んだので、そこで一夜を過ごすことにした。彼はそこにあった石を取って頭の下に置き、その場所に身を横たえて眠り、
○5回目創世記/ 32章 32(31)節
ヤコブがペヌエルを立ち去るときには、日はすでに彼の上に昇っていたが、彼は腿を痛めて足を引きずっていた
○6回目 創世記/ 37章 09節
ヨセフはまた別の夢を見て、それを兄弟に話した。「私はまた夢を見ました。すると、日と月と十一の星が私にひれ伏していたのです。」
○7回目 出エジプト記/ 16章 21節
それで、彼らはそれぞれ朝ごとにその食べる分に応じて集めた。日が熱くなるとそれは溶けてしまった
○8回目 出エジプト記/ 17章 12節
モーセの両手が重くなったので、彼らは石を運んで来てモーセのもとに据えた。モーセはその上に座った。アロンとフルはモーセの手をそれぞれ両側から支えた。モーセの手は日が沈むまでしっかりと支えられていた。
○9回目 出エジプト記/ 22章 02(03)節
しかし、もし日が昇っていたなら、その人には血の責任がある。一方、盗人は必ず賠償しなければならない。もし彼が何も持っていなければ、盗んだものの代償として、自分自身を売らなければならない。
○10回目 出エジプト記/ 22章 25節
もしあなたの隣人の上着を質に取るようなことがあっても、日が沈むまでに彼に返さなければならない。