ヒストールのブログ

ここは新葦原中邦の島

【チェンソーマン】アニメPVが6月27日だとォ!?

 

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KINO

 

 体はチェーンで出来ている。

 心はポチタで血潮はコーヒー。

 幾たびのキャラ死を越えて空虚。

 ただの一度も慈悲はなく、

 ただの一度も説明されない。

 彼の者は常に独り十字の墓で勝利に酔う。

 故に、その生涯に平和はなく、

 その体は、きっとチェーンで出来ていた。

 

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チェンソーマンPV

 

 PV第1段うれしい〜(待ち遠しい)!

 MAPPAを褒める(叩く)準備は出来ている。

 

 

 9巻記念動画をループしながらアニメを待ち望もう。

 


www.youtube.com

 

 

【呪術廻戦】伏黒大好き宿儺はシヴァに勝つ 後編

 
帝高陽之苗裔兮皇考曰伯庸━━『楚辞』離騒
かつて、誰もがを一人称にしていた。
 
 ハロー、ガイズ。
 わたし聖書バイブル北欧神話ノアス・ミサラズィとアヴェスター好きのヒストール、よろしくね。
 これは『呪術廻戦』の両面宿儺が何で伏黒恵大好きなのか、漏瑚や魔虚羅まこらに圧勝できるのか、後編。グロ注意!
 
  前編はこれ。

tenfingers.hatenablog

 

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契約を重んじる宿儺
 
ミスラを欺く悪漢は、全ての国を破壊する、
スピターマよ、彼(ミスラ)は百人の罪人と同じ程に義者を害する者なり、
契約ミスラを破るべからず、
スピターマよ、それが邪悪なる者と結びしものであろうと、
信仰を同じくする義者とのものであろうと〔破っては〕ならぬ、
何故なら契約ミスラは不義者、義者のいずれのためにも存するのであるから。
 
━━ミフル・ヤシュト1節2
 
 結論から言えば、宿儺はミスラを崇拝するローマの王族で呪術師と思われる。 ミトラ神はキリスト以前のローマで主神、国是だった。ミトラ崇拝は、『アヴェスター』のミスラから独立し、イランを超えて非常に強くなった信仰。ミスラは【契約】の語そのもの。宿儺の術式は【契約ミスラ】。さて。証をどんどん並べていこう。  
 

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ミトラは牛を屠る
   
 ミトラは牛を屠る神。ミスラは死後の裁判官→閻魔につながる。
 

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牛と閻魔

 宿儺は牛骨の山に座り、死後の裁判官の印━━閻魔天印を結ぶ。
  

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広く使おう
 
 ミスラ、広き牧地の主を我らは祭る
 
━━ミフル・ヤシュトで何十回も繰り返す眞言マンスラ
  
「広く使おう」「広く使おう」。契闊けいかつの「ひろ」。契約ミスラひろし契闊けいかつ
 

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ポウ
 
我らに来たり給え、治療のために
 
━━ミフル・ヤシュトで何十回も繰り返す眞言マンスラ
  
宿儺は自他を治療する者。
 

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最強のヤザタ
 
我らが、怒りし広き牧地の主ミスラの攻撃に遇うことなきように、
広き牧地の主ミスラよ、怒りて我らを打ち滅すことなかれ。
彼は、諸のヤザタの中にて最も強き者
彼は、諸のヤザタの中にて最も勇しき者、
彼は、諸のヤザタの中にて最も活動的なる者、
彼は、諸のヤザタの中にて最も俊足なる者、
彼は、諸のヤザタの中にて最も勝利に富める者なり。
 
━━ミフル・ヤシュト24節98
 
ミスラは最強。ミスラの書、ミフル・ヤシュトで「最強」の眞言マンスラが繰り返される。ヤザタは【祭られるに値するもの】を表し、通常の天使のグループに属する。ヤザタは太陽や月を含むつまりミスラは太陽より強い。大天使に当たるグループ「アムシャ・スプンタ」は別にある。
 

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国を破壊する
 
もし、家の主にしろ、村の主にしろ、はたまた国の主にしろ、彼を欺くならば、
怒りに燃え敵意をあらわにしたるミスラは、直ちに家、 村、国を破壊する、
さらにまた、家の主、村の主、郡の主、国の主、そして国の長たちを〔滅ぼす〕。
 
━━ミフル・ヤシュト5節18
 

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ダエーワ
 
(ミスラは)ダエーワどもの頭を打毀うちこぼつ者にして、
罰を下すに無慈悲なる者、
 
━━ミフル・ヤシュト7節26
 
ダエーワは【悪魔】。大黒天シヴァの源のルドラも悪魔ダエーワ漏瑚の領域展開の印は「大黒天印」。宿儺は、大黒天印を使う漏瑚を悪魔として打毀うちこぼち、無慈悲に罰を下す。
 

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人間どもの懲罰者、女呪術師の禁圧者
 
(上段のつづき)
ミスラを欺く人間どもの懲罰者
女呪術師の禁圧者たり。 
 
━━ミフル・ヤシュト7節26
 
彼は彼らに破滅と恐怖を持来る事、意のままなり。
(彼は)ミスラを欺く人間どもの首を投げ捨てる。
ミスラを欺く人間どもの首は投び去る
 
━━ミフル・ヤシュト9節37
 
ミスラなる宿儺は、礼の分を超えて殺人を指図し、自ら頭を下げなかった女呪詛師・美々子を懲罰し、首を刎ね飛ばした。0巻ですでに美々子と菜々子は連続殺人犯。二人は渋谷駅でも一般人の大量殺戮に加わった罪人。
 

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切り刻むミスラ
  
彼は、たちまちにして、すべてを粉々に切り刻む。
彼は、ミスラを欺く人間たちの骨、毛、脳髄、血を、
たちまちにして、大地と混ぜ合わす。
 
━━ミフル・ヤシュト18節72
 
ミスラなる宿儺は菜々子を粉々に切り刻み、菜々子の骨、毛、脳髄、血を近くにいた大地(漏瑚)と混ぜ合わせた(´・ω・`)
 

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一万回切られた魔虚羅
 
彼の強き腕は、ミスラよ、剣にて我らを切り刻む。
そして広き牧地の主たるミスラは、彼らを投げつける、
五十の打撃もち百を、百の打撃もち千を、
千の打撃もち万を、万の打撃もち十万を摧破する、
広き牧地の主たるミスラが、怒りに燃え、敵意をあらわにしたるが故に。
 
━━ミフル・ヤシュト9節42~43
 

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大地の如く広き住居
 
彼の大地の如く広き住居は、具象世界に存す、
大きく、窮まりなく、光輝き、遥かかなたまで広き家は。
 
━━ミフル・ヤシュト10節44 
 
宿儺の指の心の中(生得領域)には具象化された広き住居がある。
 

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Eve「廻廻奇譚」
 
水を満たし、呼び声を聞く者、
水を流し、植物を成長させる者、
 
━━ミフル・ヤシュト15-61
 
OPでは水が満たされ、宿儺の指から植物の芽が成長する。
 

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投石が当たらない
 
彼らの投石も、腕より飛んで的に当たらず、
広き牧地の主なるミスラが、怒りに燃え、 
敵意をあらわにして、満足することなく居るが故に
 
━━ミフル・ヤシュト9-39
 
隕石でもミスラの敵による投石は当たらない。 
    

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閻魔殺しの魔虚羅
 
 魔虚羅まこら━━は、名前そのものが【閻魔殺しヤマーンタカ】であるだい威徳いとく明王みょうおうの化身、十二神将摩虎羅まこら大将たいしょう摩睺羅伽まごらがに基づく摩睺羅伽まごらがは【大いなる蛇マホーラガ】。閻魔天印を使う宿儺の正体が閻魔に近い者なら、超不利で魔虚羅まこらに勝てない。
 

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特異な伏魔御厨子
 
しかし、宿儺は閻魔天印を使って領域展開『伏魔御厨子』を行い、閻魔殺しヤマーンタカ魔虚羅まこらに圧勝した。しかも、閉鎖空間ではなく結界で空間を分断しないで。術式そのものが「広き牧地の主ミスラ」━━の神術式なら可能だ。
  

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フーガ
 
大地が、不本意ながら、あの巨大なピュトンをさえ生んだのが、この時だった。この見知らぬ大蛇は、新しくつくられた人間たちの恐怖のまととなったが、なにしろ、怪物は、パルナソス山腹の広大な場所を、そからだでふさいでいたというのだ。弓矢の神アポロンがこれを退治した
 
━━『変身物語』巻一 オウィディウス 中村善也訳

 

 なぜ宿儺がローマ王族かと言えば、魔虚羅まこら殺しの件。魔虚羅まこらは「閻魔殺しヤマーンタカ」の化身で、閻魔天印を使う宿儺にとっては呪術的に圧倒的不利なはず。牧畜の神アポロンはパリスを通じて英雄アキレウスを射殺した遠矢の神であり、「大いなる蛇」ピュトンを弓矢で殺した勝利者この勝利が古代オリンピックに並ぶピュティア競技になった。ローマの公用語ラテン語は【フーガ(fuga)】がある。Fugaは英語ならflight(逃走、脱出。飛ばす、遠矢)、escape(逃げる、漏れる、はみ出る)。直に「開」ではないが遠矢絡みなので候補に。契約の術式にローマ的なアポロンの要素が含まれてるなら、閻魔殺しヤマーンタカ魔虚羅まこらという「大いなる蛇」を射殺せる。
 

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アフラ・マズダー(Ahura Mazda
 
  アフラ・マズダーの前身は夜天ヴァルナ。ヴァルナは後世で水神や蛇神とされるが夜と暗黒の太陽を司る天神。開祖ザルドゥシュト(ゾロアスター)は昼天ミスラを完全に無視した。けれど、ミスラは『アヴェスター』に加わり、キリスト以前のローマでミトラは主神だった。ミスラ側が対となる夜天の要素を、伏黒恵の影に見出したか?アフラ・マズダーは人類を復活させる神。布瑠の言は「布瑠部ふるべ由良由良ゆらゆら布瑠部ふるべ。かくしては死人まかりしひと生返いきかえらむ」とある。決定的なのはリグ・ヴェーダ』のヴァルナの歌が空羂索観音くうけんさくかんのんと、羂索けんじゃくそのものを全否定する祈りなこと。
 

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空羂索観音くうけんさくかんのんを殺すヴァルナ
  
 空羂索観音くうけんさくかんのんの図彙は「生死の大海」に「蓮華の餌を蒔き」「衆生の魚を(羂索けんさくで)釣りあげて」「彼岸に送る」事を救いにする。羂索けんじゃくの死滅回遊は「生死の大海」に「来栖華の餌を蒔き」「泳者を釣り上げて」「彼岸に送る儀式」。
 

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羂索けんさく持つヴァルナ
 
われより上方のじょうさく(※ヴァルナが罪ある者をいましめるに用いるわな)を解きあげよ。中央のものを取り除け。下方のものを〔解き〕さげよ、われ生きんがために。
 
━━『リグ・ヴェーダ』ヴァルナの歌
 
 王と呼ばれるヴァルナ、後世で水神となるヴァルナの歌は空羂索観音くうけんさくかんのんと逆。峻厳なるヴァルナ王の羂索けんさくは罰するための捕縛で、彼岸に送らないでくれ、「わたしが生きるために」上方・中央・下方の羂索けんさくを全部解いてくれという祈り。これ羂索けんじゃくの千年を無にする祈りだよね。呪いの王がヴァルナ王で死滅回遊の意義を無にしたら、物語的に面白い!
 

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生好き
 
 『リグ・ヴェーダ』の夜天ヴァルナの歌は、羂索けんじゃくに刺さる。貫通してる。空羂索観音くうけんさくかんのんゾロアスター以前に反ヴェーダで反インド。13世紀インドで仏道は絶滅した。ヴェーダ側はインドの主流に、アヴェスター側はインドの支配層パールシーになった。宿儺は「は生で感じるに限るな」とと生の肉体を好み、彼岸や天地との進化一体化を好みそうにない。

 

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やってやんよ
 
しかして彼(ヴァルナ)と出会いたるのち、
われは思えり、ヴァルナの顔はアグニのそれなりと。
石の中に存する太陽、暗黒の支配者に、
彼はわれを導かんことを、驚くべき姿を見んがために。
 
━━『リグ・ヴェーダ』ヴァルナの歌7・88・2

 宿儺はを生で感じるに限る」と叫びながら、を使う伏黒恵だけ」を評価している。この奇妙な矛盾を満たすのが暗黒の支配者ヴァルナかつ光明の神アフラ・マズダーだ。『リグ・ヴェーダ』では【ミトラ・ヴァルナ】と並べて歌われる。宿儺の術式がミスラなら、ヴァルナと合わせてはじめて発揮できる何かがある。古語「カゲ」は日光、月光、火の光。おそらく宿儺が求める《光》は影でありカゲであるような《光》。伏黒恵の領域展開「嵌合暗翳庭かんごうあんえいてい」。「はまり合う」は、単体では成立しない。恵の“カゲ”が極まれば、宿儺が求める光になる。宿儺はを使うのに、宿儺の指はにありの生得領域を発生させていた。このヴァルナの歌は火神アグニ水の子の面を指して「ヴァルナの顔はアグニのそれなり」と言い、を含んでいる。宿儺が求める何かに奇跡的に合致しているのが伏黒恵。結局のところ、宿儺は、カゲなる伏黒恵と「はまり合う」ことを求めている(*ノノ)キャッ

  

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なにがいいんだ!
 
 このスケベ!宿儺が恵のナニをいいと言ってるかハッキリしない。若干「存在しない記憶」で悠仁に操られてる気がする。ただ、恵が領域展開できることが「いい」らしいから、領域展開か生得領域絡みか。
 

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大地が矢で打たれた
 
 『アヴェスター』はイマがいて、「イマは大地を黄金の矢によって打つ」。イマがアフラ・マズダーに「この大地が最も喜ぶ第一の場所とは何処なのですか」と尋ねると、アフラ・マズダーは「広き牧地の主ミスラと、良き牧地の贈与者ラーマンに祈りながら進む場所」と答えた。ここでイマ(閻魔天印)とミスラがつながる。
 

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四つ目の犬と王
 
サラマー(神話的牝犬)の子なる二匹の犬、四つ眼にして斑あるを、直路に過ぎり走れ。しかしてよく賜物を頒つ祖先に近づけ、ヤマ(閻魔)と共なる饗宴を楽しむところの。
ヤマよ、汝の二匹の番犬、四つ眼にして、道を守り、人間を監視するこれらの〔犬〕に、彼(死者)を託せ、王(ヤマ)よ。彼に安寧と無病とを授けよ。
鼻広く・茶褐色(?)にして、生命を奪う・ヤマの二匹の使者は、人間のあいだを徘徊す。この二匹は、今日ここに、幸多き生命をわれらに返し与えよ、〔われらが〕太陽を見んがために。━━『リグ・ヴェーダ』ヤマの歌10・14・10〜12
 
 黄色の四つ目の、(あるいは)白色で黄色の耳をもつ犬を、三度その道で往来させよ。
スピターマ・ザラスシュトラよ、
黄色の四つ目、(あるいは)白色で黄色の耳をもつ犬が連れてこられるや、かの死魔は北方へ逃げ去る。━━『アヴェスター』ウィーデーウ・ダート8節15
 
 『リグ・ヴェーダ』『アヴェスター』は共に閻魔(ヤマ・イマ)の書で悪魔祓いの四つ目の犬が出てくる。
 

tenfingers.hatenablog.com

 

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パルティアはミトラ王の側
 
 ちょいおまけ。ローマをやっつけるパルティア側。ミトラの名を冠する丶丶丶丶丶丶丶丶丶パルティアの王たちは、馬の逃げる本能を利用しながらローマに勝利した。『逃げ上手の若君』10話で出てきたパルティアンショット!これも!ミトラの力だ!
 

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ミトラ七位階が■の中身?
  
  呪いの王・両面宿儺の最強に根拠があるなら、日本より強い国の主神クラス級の信仰(呪い)でもないと成立しない。なのでキリスト以前のローマにおける主神ミトラ。ミトラの大蛇殺し。ラテン語フーガ。ミトラの対となるヴァルナに空羂索観音くうけんさくかんのんの全否定。閻魔と四つ目と広いと弓と火絡み。帝釈天インドラ大黒天ルドラを疫病神としておにやらい。伏黒恵と水かつ火、石、暗黒で絡む━━と絞っていくと、やはりミスラ(ミトラ)とアフラ・マズダー(ヴァルナ)に落ち着く。
 

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ラファエロの聖ゲオルギウス
 
 ゾロアスターが無知蒙昧な世界を開き、ユダヤやキリストやイスラムが続いた。輪廻転生のない世界、終末(黙示録、末法)、救世主、救世主の槍、救世主の白馬、善神と悪神(天使と悪魔)、光輪(天使の輪、後光)、人類の復活、最後の審判悪霊がいない、善霊フラワシはいる、狩っても勝てない猪などのオリジン。アヴェスターの流れから見れば、虚空蔵菩薩が悪魔長ルシファー、帝釈天が悪魔帝インドラ、四天王が四魔王、大黒柱は悪魔柱、ナントカ天が軒並み悪魔だ。日本の歴代天皇、歴代征夷大将軍、地方領主は悪魔崇拝してきた。仏道は13世紀のインドで絶滅した。ゾロアスターの後継者たち(パールシー)は、カースト制度を持たず、インドで最大の財閥タタ・グループを持ち、鉄鋼業や商用車で世界トップシェアを誇り、1912年から一日の労働時間八時間を実行し、近現代インドを先駆し、男女平等をインドに広めてきた世界三大宗教」の語そのものが噓。仏道の延長では、インドもギリシャもローマもヨーロッパも中東もアメリカも見えない。このラファエロの絵画は英語名「ジョージ」の源でほとんどアヴェスターだが、盲目な仏道は子どもたちも“世界のすべてが見えない大人”にしてしまう。
 

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 善人悪人どちらのためにもいる契約ミスラこの記事は、漫画内の考察よりも、アヴェスター紹介をメインにしている。考察勢には、空羂索観音くうけんさくかんのんと逆な『リグ・ヴェーダ』のヴァルナを提供。この記事では引用してないが最強なるミスラは厳しい懲罰者な分、建設面や守護面や豊穣面や富裕面が強固だ。虚空蔵菩薩帝釈天大黒天や四天王を「崇めるに値しない悪魔」として拒み、転生はない、悪霊はいないとリスタートしない限り、日本人は近現代から隔離された「腐ったミカンのバーゲンセール(五条悟談)」の中をぐるぐる廻る。なろうも「転生」「悪霊」という腐ったミカン箱のぐるぐる悪循環。太陽より強いミスラ、最強のミスラを知ろう。正義アシャ火神ヒノカミの先に、本当の世界が見える。
 
記事が面白かったら、スター押し連打、ブクマ、コメント、リツイート(人∀・)タノム すると呪術廻戦の記事が増える。

 

ゾロアスター教―神々への讃歌
 

 

ゾロアスター教の悪魔払い

ゾロアスター教の悪魔払い

 

 

【呪術廻戦】伏黒大好き宿儺はシヴァに勝つ 前編

 
帝高陽之苗裔兮皇考曰伯庸━━『楚辞』離騒
かつてみんながの一人称を使っていた。
 
 ハロー、ガイズ。
 わたし聖書バイブル北欧神話ノアス・ミサラズィとアヴェスター好きのヒストール、よろしくね。
 これは『呪術廻戦』の宿儺の正体に至るしたごしらえ。何で宿儺が伏黒恵大好きで、漏瑚や魔虚羅まこらに圧勝できるか記事の前編!まずは領域展開の印解説!
 

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五条悟の領域展開
 
 すでに色々な人が印相いんそうを考察してる。最強な五条悟のカッコいい「無量空処」は帝釈天印、雷神インドラの印と。五条悟や乙骨憂太の先祖が雷神と崇められる菅原道真なので考察しやすい。インドラはギリシャ神話なら主神ゼウス。まさに最強。
 

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宿儺の領域展開
 
 宿儺の領域展開「伏魔御厨子」。この印相いんそう閻魔えんま天印。ギリシャ神話ポジなら冥界神プルトン。これは一見合っているように見えるけど、引っかけ。

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魔虚羅
 
 なぜなら、異戒神将の魔虚羅まこらは、だい威徳いとく明王みょうおうの化身、十二神将摩虎羅まこら大将たいしょう摩睺羅伽まごらがに基づいてる。こいつは閻魔えんま殺し。

 

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法陣と四つ目と頭に蛇
 
 だい威徳いとく明王みょうおうは、梵名ヤマーンタカ。この名は「夜摩ヤマの破壊者」「夜摩ヤマの征服者」の意。夜摩ヤマ閻魔えんま)に対して最も有利な相性になる存在。宿儺の正体が夜摩ヤマなら、宿儺は超不利で、魔虚羅まこらに負ける。けれど宿儺は魔虚羅まこらに圧勝、宿儺は夜摩ヤマ閻魔えんま)じゃない。
 

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漏瑚の領域展開
 
 漏瑚の領域展開「蓋棺鉄がいかんてっせん」。ズアッ🌋。この印相いんそう大黒天だいこくてんいん大黒天だいこくてん、シヴァ。宿儺がヤマに基づくなら、シヴァに対しても不利になる大黒だいこくは「大国だいこく」、大国主オオクニヌシに通じるとも言う。出雲大社はかつて東大寺よりも大きかった。大国主オオクニヌシと両面宿儺なら、大国主オオクニヌシの方が優位。ところが宿儺は漏瑚に圧倒的に優位。宿儺の正体は大黒天だいこくてんと書紀からつかめない。
 

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宿儺の顔
 
  昔の宿儺を見ると、右眼辺りが肉の仮面のようになってる。宿儺は仮面。
 

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本名不明
 
 宿儺は本名じゃない。「宿儺の名を冠し」とあり、彼は宿儺と別の本名がある。それに「呪術全盛の時代」は安倍晴明(921〜1005年)がいる平安時代で、神話時代と違う。宿儺は仮の名。右眼は仮面つき。
 

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死がどうでもいい宿儺

 平安の宿儺は「七海が死のうと真人が死のうとどうでもいい」。宿儺の正体が閻魔えんまに近い呪いなら、死と地獄が本能的になる。「死が心底どうでもいい」宿儺の正体は、死者の大王な閻魔えんまじゃない。わたしは「死の鏡」真人を閻魔えんまの鏡、浄玻璃の鏡と考察した。宿儺が閻魔えんまなら、自らの持ち物に由来する真人と対立しない。

 

 

 

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儺と鬼門を書いた蔡邕(133-192)
 
于是命方相氏黃金四目,蒙以熊皮,玄衣朱裳,執戈揚楯,常以歲竟十二月從百隸及童兒,而時以索宮中,敺疫鬼也。桃弧棘矢土鼓鼓,旦射之以赤丸,五穀播灑之以除疫殃,━━蔡邕『蔡中郎集』外集巻四「独断」
ついより四方拝に続くこそ面白けれ。晦日の夜、いたう闇きに、松どもともして、夜半過ぐるまで、人の、門叩き、走りありきて、何事にかあらん、ことことしくのゝしりて、足を空に惑ふが、暁がたより、さすがに音なくなりぬるこそ、年の名残も心ぼそけれ。亡き人のくる夜とて魂祭るわざは、このごろ都にはなきを、東のかたには、なほする事にてありしこそ、あはれなりしか。━━吉田兼好徒然草
 
 
 『リグ・ヴェーダ』は四つ目の犬とヤマ王が登場する。三国時代蔡邕さいようが書いた『蔡中郎集』「独断」には「おにやらい》亡き人の来る夜に四つ目の面をかぶり火と弓矢を用いて鬼を祓う」記述と、東北鬼門の記述がある。でも、どちらも魔虚羅まこら大黒天だいこくてんに対して有利な記述がなく、宿儺の最強さ、他の言動が説明できない。
 
 とまあ、前編はここまで!
 宿儺をめっちゃ説明できる後編につづく!
 
 この記事が面白かったか後編気になる人、スター連打、ブクマやコメントやリツイート、ヒストール盛り立て(人∀・)タノム

 

追記:2021年4月18日
後編が来た。

 

【ヒストールのブログ】呪術廻戦の記事まとめver.5.0+؟؟؟

 

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死と呪いの狭間で
 
『呪術廻戦』記事のまとめ。考察やふつうの記事が増えてきた。

 

 

 

【新しい記事】 

 

 封印されしヤザタを解禁(最新作!!5.0)。

 

tenfingers.hatenablog.com

 

 

 領域展開の印が大きなヒント(最新作!!ver4.9)。

 

 

 145話の記事3。菅原の雷vs藤原の雷(新作!!ver.4.8)。

 

 

 145話の記事2。軽め。天元は敵!(新作‼ver.4.7

 

 
 アニメOPの魚や泳者プレイヤーの訳がわかる回(新作!!ver.4.6)。

 

 

 

【バックボーン】 

 

 呪術廻戦とチェンソーマンとFateの記事に共通するテーマ解説。
 バラバラに見えた記事に一貫性が見えるかも(ver.4.51

 

 

  

 【漏瑚】  

 

 曹操の説明で漏瑚がわかっちゃう(新作!!ver.4.5で追加)。

 

 

 
天元

 

 四つ目による日本・中華・インド・イラン考察(ver.4.4で追加)。

 

 
【東堂葵!】

 

 京都イングリッシュゴリラ(ver.4.0で追加)。


tenfingers.hatenablog.com

 

 

【アニメ】

 

 細やかなアニメ演出の紹介(ver.4.2で追加)。

 

 

 

【禪院】
 
 魔窟すぎるぜ禪院ハウス(ver.3.8で追加)。

 

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【乙骨憂太】
 
 五条悟の親戚!高評価ばっかりな乙骨憂太!(ver.3.6で追加
 

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【五条悟】

 

 五条悟の謎土産はミゲルの…(ver.4.3で追加)。

 

 

 
 五条悟死ぬ考察。とても悲しい。

 

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 呪廻、鬼滅、FGO、バキ道、ノラガミをまたがる菅原道真の話。
 
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 ほぼクソハゲ封印箱の話なのに長期的な人気がある。
 
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【???】
 
 ؟؟؟ 

 

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【裏梅】

 

 氷凝呪法と「蘆屋」はつながる。(ver.3.3で追加

 

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【真人】
 
 獄門彊(源信)と真人は地獄絡み。(ver.3.2で追加
 
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【羂索(偽夏油)】
    
 平安が一番なので争いを起こしますの。(ver.3.4で追加

 

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  偽夏油は新しき好き。(ver.3.1で追加

 

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【世界】 

 

 世界を形造るチョイ役のみんな〜!(新作‼ver.3.7で追加

 

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 シン世界で問われるシン。(ver.3.5で追加
 

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 偽夏油が語る「世界」。古い世界もまた浮き彫りになる。
 
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 本当は何もかもこわい呪術廻戦の世界。
 
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 ツギハギ・アベンジャーズ!アッセンブル!
 
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 悠仁のスキルと伏黒パパから垣間見える新世界。
 
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 【虎杖悠仁
 
 君はアイヌのオオカミだった。
 
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  やっと〈呪術〉〈廻戦〉が始まった。
 
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【宿儺】  

  

  呪いの王こそ初代天皇。(ver.3.9で追加

 

 
 宿儺記事だが悠仁の闇を暴露。
 
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 契闊。 
 
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 平安宿儺。
 
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 宿儺乙女。
 
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 宿儺凄い。
 
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  短め。
 
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【ネタ・その他】

 

 短いネタ記事。エセガール視点(ver.4.01で追加)。

 

 

 短い英単語記事。呪廻の内容はないよう(ver.4.1で追加)。

 

 

 
◯全然呪術廻戦じゃねぇ。
 
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【武】
 
◯実はYou Tubeでロシア武術システマ動画を紹介してたなんて言えない…
 
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【呪術廻戦145話・参】羂索と獄門彊の鬼師匠「元三大師」

 
帝高陽之苗裔兮皇考曰伯庸━━『楚辞』離騒
古の時、皆が・詔・璽を使っていた。
 
 ハロー、ガイズ。
 わたし聖書ヴィヴリア北欧神話ノアス・ミサラズィと五条悟好きで、源信嫌いのヒストール、よろしくね。
 これは『呪術廻戦』145話のネタバレあり。145話三つ目のこの記事は、この漫画絡みの神仏と関連人物紹介。
 
  本命記事はこっち。

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ホントかなあ

 

 獄門彊・裏が登場した。九十九由基に初耳なそれは裏がありそう。
 

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源信
 
 羂索けんじゃくは「獄門彊は生きた結界 源信の成れ果て」と言っていた。源信(942‐1017年)は八つの地獄で有名な『往生要集(985年)』を記した僧。クソが。と言うより、源信は日本に地獄を導入し、法然(1133‐1212年)や親鸞(1173‐1263年)の師匠的な存在。つまり浄土宗や浄土真宗の祖の祖。(・д・)チッ。それとわたし源信の他、法然親鸞も嫌い。こいつら10〜12世紀で中東やヨーロッパやはるかに劣るクソみたいな書物を書きやがって!

 

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源信しんそう
 
 源信しんそうとも呼ばれている。父は卜部、母は清原氏清原氏記紀を編纂させた天武天皇の子孫が多い。『日本書紀』では両面宿儺が悪者。このしんそうにもまた師匠がいる。
 

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割とよくある
 
 この御札の人、元三大がんざんだい(912‐985年)が源信の師匠。昔、わたしんちの玄関にもこれが貼ってあって、不気味で気持ち悪いなぁと思ってた。自分ちにもあった!って人いない?地域差あるのかな。この餓鬼みたいなのは元三大がんざんだいの分身たるだとか。鬼が獄門彊の師匠とは何か不思議。画像はジャンプ+の『ダンダダン』2話より。
 

shonenjumpplus.com

 

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元三大がんざんだい
 
 元三大がんざんだい良源りょうげん慈恵じえだいとも。神社でも見かけるおみくじは、元三大がんざんだいによるもの。寺は血統がいい人しか偉くなれない貴族的な場所。源信もすごく血統がいい。けれどこの元三大がんざんだいは例外的に身分の低い生まれ。おみくじや各家や漫画に出てくる辺り、血統を超えた力ある人だったのだろう。
 

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くう羂索けんさく観音かんのん
 
 藤原氏が篤く信仰したくう羂索けんさく観音かんのん。この観音は藤原氏氏神の使い、鹿の皮を着ていた為、藤原用という向きに。羂索けんさくは狩猟用の縄で、衆生、特に鹿を捕えて救うとされる。その図に「生死の大海」「蓮華の餌を蒔き」「衆生の魚を釣りあげ」「彼岸に送る」とある。
 

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彼岸に送る
 
 羂索けんじゃくが死滅回遊(生死の大海)で、来栖華(蓮華)の餌を蒔き、呪術師も含めた衆生を釣り上げ、彼岸に渡す儀式をやるのは、形はくう羂索けんさく観音かんのんに沿っている。中身は無慈悲だけども。
 

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不空院のくう羂索けんさく観音かんのん
 
 春日山不空院のくう羂索けんさく観音かんのんは、武甕槌命タケミカヅチノミコトのお姿だと院のホームページにある。春日山とは藤原氏春日大社と縁が深いため。タケミカヅチは雷と剣を司る。ここで雷と剣は終わらない。
 

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くう羂索けんさく観音かんのん神呪しんじゅ心経しんぎょう
 
 藤原氏西園さいおん公衡きんひら(1264-1315)が書いた『くう羂索けんさく観音かんのん神呪しんじゅ心経しんぎょう』。西園さいおん公衡きんひらはまた藤原氏と雷と剣にまつわるものを書いている。
 

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公衡きんひらこう』の坂上さかのうえの宝剣たからのつるぎ宝剣坂剣ばんけのほうけん
 
 西園さいおん公衡きんひら公衡きんひらこう』。雷鳴の時は自ら抜ける宝剣。金にて坂上さかのうえの宝剣たからのつるぎと銘のある宝剣。坂上田村麻呂(758-811)が持っていた剣。坂上さかのうえの宝剣たからのつるぎ武甕槌命タケミカヅチノミコトに寄せて印象付けている。

 

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菅原道真
 
 東風こち吹かば 匂いおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな」━━菅原道真
 ところで、五条悟や乙骨憂太は、学問の神かつ雷神(天満大自在天テンマンダイジザイテンジンとして崇敬される菅原道真の子孫だ。菅原道真は…藤原氏の陰謀で左遷され、失意のまま死んだ。けれども、陰謀に加わった藤原氏たち丶丶に雷が直撃したり、藤原が狂死したり、天変地異が何十年も続いたり、道真と仲良かった藤原は無事だったりしたので道真の祟りと信じられた。『鬼滅の刃』で我妻善逸の技名となっている【火雷神ホノイカヅチノカミ】は天満大自在天テンマンダイジザイテンジンに習合されている。『呪術廻戦』に藤原氏vs菅原道真の構図はありそう。どちらも雷。羂索けんじゃくも藤原側っぽいよなあ。羂索けんじゃくは五条悟や乙骨憂太を敵視してるもんね!
 

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イケメン征夷大将軍タムラマロ
 
 坂上田村麻呂と言えば、鈴鹿御前と結ばれた事が有名。悪鬼の悪路王や鬼神の大嶽丸おおたけまるという神話的な鬼が関わってくる。二人とも元は日本国の侵略者に抵抗した領主か英雄で、鬼や賊ではないのだろうが、『呪術廻戦』で現れるなら呪霊か呪物としてか。 
 

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二人はどのようなお関係で
 
 九十九由基の見立てでは「羂索けんじゃくは宿儺とも関わりがある」。藤原氏に都合が良く書かれた『日本書紀』は両面宿儺が悪者として書かれているのに、羂索けんじゃくと宿儺は敵同士な因縁ではないらしい。この作品の宿儺は「宿儺の名を冠した」平安時代の誰かで、本名ではないようだが、平安時代の術師と戦ったはず。まだ謎が多い羂索けんじゃくや宿儺。悠仁たちが死滅回遊を泳ぎきれば真相に近づけるだろう。偽りのくう羂索けんさく観音かんのん、終末の天使の如き来栖華、八岐大蛇を知る宿儺、氷凝れる蘆屋乙女丶丶丶丶丶丶丶丶。光なき東京では何が希望になるのか。
 

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【呪術廻戦145話・弐】進化天元を天元突破グレンラガンする七つの方法

 

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天元を突破する!

     

 ギガァ…

 ドリルゥ…

 ブレイクゥゥゥーーー!!!

 

 

 ※まともな方の145話考察はこっち。

 

 俺は聖書バイブル北欧神話ノアス・ミサラズィと『蒼天航路』好きのヒストール、よろしくな。
 これは『呪術廻戦』の進化天元天元突破グレンラガンギガドリルブレイクする記事。天元を敵視した軽め記事で145話の内容はあんまりない!

 

 

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500年老いた悠仁

 

 天元はすでに進化済み。星漿体せいしょうたいがもう1人いたわけじゃなかった。天元は個としての自我が消え、「天地そのものが自我となった」。

 

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世界と人類

 

 進化した天元の魂は至る所に在り、複数の人間とも同化できる。ニセ夏油傑こと、羂索けんじゃくは【人類と天元の同化による強制進化】が目的らしい。

 

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空や森や海や大地は人の敵

 

 なんとなく天元が人類の味方っぽい雰囲気を出しているが、天地は人間側か?人間の敵か?森の呪霊・花御、海の呪霊・陀艮、大地の呪霊・漏瑚は人類に敵対的で、呪いこそ人間とし、人間の位地を乗っ取ろうとしてた。空の呪霊は未登場とは言え、花御の発言からすれば「人間のいない時間」を欲している

 

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土地神が敵

 

 呪霊に限らず、土地神(産土神)すら、善人そうな灰原雄を殺し、土地神が1級呪霊として五条悟に機械的に処理されてる。呪霊でない土地神が呪術師の敵で、限りなく精霊に近い花御が「人間のいない時間」を欲するなら、「天地そのものが自我」な天元は、人類の敵である可能性が高い。

 

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天元は人の心が分からない

 

 天元は「私には人の心までは分からない」✕2、「組成としては人間より呪霊に近い」「呪霊操術の対象」「四つ目で悠仁(宿儺)にニッコリ」「ケツとタッパのデカい美女に冷たい」完璧に呪霊!人間要素どこだよ?オマエ敵だな?敵だろ(決定)。

 

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天上天下唯我独尊

 

 となると、人間側は、天元天元突破グレンラガンギガドリルブレイクする必要がある!いちかた。五条悟式天上天下唯我独尊」!これは自惚れや仏道を超えて、天意から離れた人間の希望になる。俺は五条悟の「今はただただこの世界が心地良い」を死ぬ側として考察した。けれど、天地天元が敵ならば、この発言の位地が【人類は生きてていい】という力強い希望になる!メンタル面でこの自己肯定と世界肯定は必要だ。

 

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因果の外

 

 かた因果インガソト天与呪縛で呪力ゼロ、おそらく真希が目指してるところ。「呪力からの“脱却”」プラン持つ九十九由基は、真希にアドバイスしてたに違いない。悠仁たちが高専に戻ったとき、由基と真希はいっしょにいた。真希が呪力を減らしていく事で、他の呪術師には持ち得ない、運命因果の外にある力を得られるはず!

 

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快不快

 

 さんかた天上天下唯我独尊。己の快不快のみが生きる指針」。あ、これ真似しちゃダメなやつだ!真似しちゃダメだけれど、呪いの王が真人やナナミンが死ぬか死なないかは「心底どうでもいい」。宿儺の生きる指針は【殺し】や【正しい死】でない事は強調する必要がある。「天上天下でただ我独り尊い」の強さは殺意を基盤にしていない。ヒストールは考察を当てるより「発想が面白い」記事を目指してるので宿儺が好き。

 

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ぐちゃぐちゃにしてやる!

 

 かた自己肯定と友達!たぶん悠仁に必要な道。正しいとか正しくないとかじゃく、自分が生きてていいって思えるように、敵は殺さなきゃいけないんだ。やっぱ憂太いいわ〜!自己肯定と友達想いと殺意!漢らしいぜ〜!

 

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天地無用!

 

 かた「天に確たる意志などなく、地に確たる歴史もない」。これ、鬼と四つ目の儺に近いところの思想。これは『蒼天航路』の董卓(132?−192)のセリフだが、天地や星が敵という状況なら、人間が倣うべき何かがある。董卓はなぜか玉座にありながら皇帝を名乗らず、天地無用の《王》を目指していた。この董卓の思想は、このセリフを聞いてる蔡邕(133-192)と蔡邕が発掘した王充(27-97)に関わりがある。文化大革命(1966-1976)以降の中国にもつながってくるぞ!

 

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天意や天命は要らない

 

 ろくかた天意不要。蒼天航路』では、若い頃の曹操は天意や天命という言葉をカッコよく使っていたが、晩年は天と言わなくなってくる。というか「たぶん要らなくなったんだろうな」と爆弾発言までしている。ここでの天意は、漢帝国(蒼がその色)と結びついた蒼天の事だが、人は天意や天命や天下ではない生き方があるって事。ここでの荀彧は蒼天側なのでめっちゃ絶望してるけれど、『呪術廻戦』読者からすれば、「天が要らない」「天を畏れずに生きていける」希望になる。

 

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天地呪は要らない

 

 しちかたてんたたら!「天の悪魔」と「地の悪魔」と「呪いの悪魔」をチェンソーマンに食べてもらう!ヘブライ言霊コトダマ。これで万事解決。いや、ダメだな。天地は消し去ってもいいけど、呪いの悪魔は聖釘っぽくて消えたら俺が嫌だから。俺の気分は天地以上!

 

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風土記』の《解》で八が《捌》

  

 はちかた伏魔御厨子おまけ!天元が敵になり、宿儺が味方ではないけど共闘!みたいな形になったら面白そう。『風土記』の《解》だと八が《捌》なのは、飛騨を含めて何かありそうなんだけど、今ひとつパッとしない!天を貫く考察ドリルがほしい!

 

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 不空羂索観音とかよくわかんない!うぅ〜!密教系や建築系のすげぇ考察者とかいるのかなあ。ストーリーそのものに絡む考察はしたいけど北欧神話蒼天航路ネタを書きたくてなんかモヤモヤする!うおおー。

 

追記:2021年4月14日
145話その3。獄門彊(源信)の師匠、不空羂索観音を崇める藤原氏の背景、藤原氏に殺された菅原道真(五条・乙骨の祖)、その辺りの考察材料。

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【呪術廻戦145話】「羂索」は衆生を釣って彼岸に送る観音

 

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始皇帝の因果
 
帝高陽之苗裔兮皇考曰伯庸━━『楚辞』離騒
かつて皆が朕、詔、璽を使っていた。
 
 ハロー、ガイズ。
 わたし聖書ヴィヴリア北欧神話ノアス・ミサラズィと九十九由基好きのヒストール、よろしくね。
 これは『呪術廻戦』145話語り。ネタバレ注意。今回は情報量がとても多いので、まずは短めの記事を。
 

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羂索
 
 脳の本名が判明した。羂索けんじゃくだ。
 それと同時に「死滅回遊」やアニメOPの魚も羂索けんじゃく絡みと判明した。
 

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なぜ海と魚か
 
 天元によれば死滅回遊は「この国の人間を彼岸に渡す儀式」。死滅回遊はその名や「泳者プレイヤー」通り、海に関連する。
 

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くう羂索けんさく観音かんのん
 
 くう羂索けんさく観音かんのん。かつて広く親しまれ、藤原氏が厚く信仰し稀なる観音となったモノ。東大寺法華堂にある最古のくう羂索けんさく観音かんのん像は盤星教と同じ奈良時代のもの丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶丶で、天元が「あの子」と呼ぶ羂索けんじゃく は奈良時代からの天元の知人か、或いは平安時代藤原氏法名か。くう羂索けんさく観音かんのん図には「生死の大海」「蓮華の餌を蒔き」「衆生の魚を釣あげ」「彼岸に送る」とそのまんまな事が書いてある。

 

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来栖華
 
毒麦をまいた敵は悪魔、
刈り入れは世の終わり、
刈り入れる者は天使たちである。  
━━『マタイの福音書』13−39 フランシスコ会訳聖書研究所訳注

 

 羂索けんじゃくもまた生死の大海に「くるはな」という蓮の餌を蒔き、衆生の魚(泳者プレイヤー)を釣り上げて彼岸に送ろうとしている。《来》は畑に立っている麦、《栖》はザル状の鳥の巣、《華》は綺麗に咲き乱れた花びら。手には黙示録アポカルプシスの(短い)サルピンクス(σάλπιγξ)。天使を名乗る側にはふさわしい名と持ち物に思える。九十九由基が羂索けんじゃくを「慈悲の羂、救済の索か」と言った事から、くるが十字架(クルス)程度の意とは考えにくい。
 

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実るほど頭を垂れる稲穂かな
 
 宿儺は漏瑚に「実るほどなんとやらだ」と言った。コミックでは【実るほど頭を垂れる稲穂かな】とある。《稲》と天使の〈来栖華〉の《來(麦)》は意図的かな!不空羂索観音だの天使だの、東西入り乱れての神々の黄昏ラグナロクじみてきた。
 

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董卓と蔡邕
 
 両面宿儺は、『日本書紀(720年)』由来だけれど、《おにやらい》は亡き人の来る夜に四つ目が火と弓矢で鬼を追い払う行事と蔡邕さいよう(133-192年)が記した『蔡中郎集』にある。生命を奪う四つ目の犬とヤマ王(後の閻魔)は『リグ・ヴェーダ』にある。いわゆるゾロアスター教の『アヴェスター』にも悪魔を祓う四つ目の犬がいる。中華、ヴェーダ、アヴェスターの四つ目はいずれも厄を祓う聖なる側で、鬼や悪魔ではない。宿儺の【フーガ】を思えば、宿儺の由来はかなり西方かも。『呪術廻戦』はかなりグローバルな話みたいだ。  
 
※各出典と本文訳つき記事。

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天地が敵?
 
森も海も空ももう我慢ならぬと泣いています━━花御
 
 森の呪霊の花御、海の呪霊の陀艮、大地の呪霊の漏瑚、人の呪霊の真人。空の呪霊を除けば、みんな出た。これからの強い敵が何になるか気になっていたけれど、観音や天使の呪術師が出てくるなら、まだまだ強い奴がいるはずだ!
 

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天地そのものな天元
 
 気になるのは、進化して天地そのものが自我になった天元。少なくとも大地の呪霊の漏瑚と空は人間に敵対的な訳で、すでに「到る所にある天元の魂」は人間に敵対的なのでは?四つ目の宿儺と四つ目の進化天元が近しいとすれば、同化によらなくても今の天元は人間に敵対行動を始めてるかもしれない。
 

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羂索の目的
 
 羂索けんじゃくの目的は「人類への進化の強制」で呪霊が新たな人間となり偽物を消す事(大地の意志)じゃない。もちろん羂索けんじゃくは善人や観音とは言えないし、個々の命を尊重しないが、大地の漏瑚より人間という種丶丶丶丶丶丶に友好的だ。空も大地も人間に我慢ならないのに、天地そのものと化した進化天元人間種に友好的丶丶丶丶丶丶丶とは考えられない。九十九由基がやけに天元に突っかかり、天元もやけに由基にドライなのもひっかかる。
 

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にっこり天元
 
 天地と同化し進化した四つ目の天元は、四つ目の宿儺を宿す悠仁に対してめっちゃ笑顔で「君も500年老いればこうなるよ」と言った。これは冗談ではなくて、宿儺に近づいてる悠仁へのシンパシーだとすれば…不穏だ。天地は宿儺に対してにっこり。
 

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脱却プランとの齟齬
 
 天元は「完全に・・・呪力から脱却した存在」━━禪院甚爾について「私達(天元・星漿体・六眼)の運命を破壊してしまった」と言う。
 

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九十九由基の脱却プラン
 
 九十九由基は呪力からの脱却天元が言う私達の因果から脱却したい訳で、天元と噛み合うはずがないが…
 

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天元は人の心がわからない
 
天元は「人の心までは分からない」と二度も言っている天元は人の心がない。おまけに「組成としては人間より呪霊に近い」。てことは。
 

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地の意志
 
 大地の意志は「我々呪いこそ真に純粋な本物の“人間”なのだ。偽物は消えて然るべき」。天元も偽物は消えて然るべきと考えてる可能性がある。天地を自我とし、組成が呪霊に近く、宿儺と同じ四つ目で、人の心までは分からない天元は━━どこに人間要素があるんだ? 
 

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裏だけに
 
 こうなると、九十九由基に初耳な獄門彊「裏」は、五条悟の解放に必要というのはウソかもしれない。あるいは、「五条悟を生命から解放してるぜー!ヒャハハハ」という可能性も!裏には裏、裏があるよ?
 

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美しい
 
 それに九十九由基はスマートなかしこい美女だ。
 天元は醜いモンスターだ(ひどい)。
 
 ハッキリ言えないが、美女か醜いモンスターかの二択なら美女だな!
 世界を変えようとしてるアルファ・ウーマンな由基はカッコいい。
 
 145話は考察要素が多すぎてまだまだ書ききれない。
 観音名や天使を出しても破綻しないだけのシナリオがすでにあるようだ。
 人は森や海や大地や天地や観音の意図をも超えて、どこへ行くのだろう?
 
 
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