ハロー、ガイズ。
我は聖書と神話とマキマ大好きヒストール、よろしくね。
これは『チェンソーマン』のマキマと支配の悪魔の軽めな考察。
これは深い話ではなく軽い話。本誌ネタバレ注意。
マキマはいい人!(無根拠の叫び)
これは命令「です」契約するといい「なさい」
「4人の騎士」の一名こと支配の悪魔は、
「ですます調(でした、ました)」で話し、「〜なさい」と命令し支配する方。
マキマはくだけた口調で話す。
「いや」と訂正するプレジデント(75話)
自由の国のプレジデントは 、マキマと支配の悪魔を分けて扱っている。
マキマと支配の悪魔が同じなら、「いや」と訂正する必要がない。
何なんだ
84話の例を挙げれば、岸辺と話しているのは「支配の悪魔」だけだ。マキマは話していない。「私は彼(チェンソーマン)のファンです」
支配の悪魔の力
「私は…支配できる力があります」
「私は彼を支配する事ができるでしょう」
何をしたいのか
「私はチェンソーマンを使ってより良い世界を作りたいのです」
と言っているのは「支配の悪魔」だ。
支配の悪魔は三騎士を消し去りたい(84話)
87話に出てくる「4人の騎士」は『ヨハネの黙示録』6章の馬にまたがる者4名を、「支配」「戦争」「飢餓」「死」として当て嵌めたものだろう。この4名は、「王座の上に座している者」の「子羊」(※)が七つの封印の最初の四つの封印を解いた時に現れる者達。「4人」と言うのは、人と何らかの契約をして現れるからか。4人の内輪もめか、争う事も予定調和か。
※「子羊」と訳される「ἀρνίον」は、「神の七つの霊(τὰ ἑπτὰ Πνεύματα τοῦ Θεοῦ)」のこと。この七は普通の七ではなく、「全て」「聖なる」を示す。
久しぶりの再会
87話でチェンソーマンに話しかけているのも「支配の悪魔」だ。〜しまった、〜でした、〜ました…のですます調なので。「支配の悪魔」は“私達の前から〜”、“やっと私達は再会できました”と言っているので、4人の騎士か武器の悪魔達が「私達」になる。「支配の悪魔」は武器の悪魔ではないので、4人の騎士の一名と見て間違いない。
だきしめ
さて、次は逆にマキマの方を見てみよう。
普段から臭くて女に近寄られないデンジ君へのだきしめにはじまり。
さりげなく
デンジ君の胸に指つんするのがマキマ。
よけない
デンジ君を抱き止めるのがマキマ。
ごほうび
「ハイ アーん」
するのがマキマ。
アキに襟つかまれたデンジ君
デンジ君におでここっつんこして応援してくれるのがマキマ。
あわわわ…
デンジ君に自分の耳の形を覚えさせるのがマキマ。
ふあっ
デンジ君に自分の甘噛みを記憶させるのがマキマ。
!!?
デンジ君に自分の胸の感触を覚えさせるのがマキマ。
パワーちゃんがいない時にすかさず
「私とデートしない?」
とデンジ君を誘ってくるのがマキマ。
にゅあ〜
「にゅあ〜」
と言ってるのがマキマ。
ついデンジ君も
「こんばんわんってしようね こんばんわん」
と言ってるのがマキマ。
世界で一番良い場所
デンジ君のそばで屈託なく笑ってるのがマキマ。
あれ?もしかして悪い方や怖い方はみんな「支配の悪魔」?
と心理誘導してるのはマキマ大好きヒストール。
本誌が色々と辛めなので、
今回は支配の悪魔が「ですます調(でした、ました)」「〜なさい」
と話すこと、マキマはフランクな口調と指摘するにとどめる。
マキマは悪くない(無根拠の愛)。
記事読んでくれた人にサンクス。
またね〜👋
追記:2021年1月08日
最終話とタツキのインタビュー込みで一周まわった考察。