【チェンソーマン82話】マキマの目にもナミダ 〜犬視点〜
ハロー、ガイズ。
これは『チェンソーマン』82話考察。ネタバレ注意。
たいへんな回だった。色々と明かされたようで謎が多い。
一見、マキマがすごい悪い女に見えるが色々とおかしい。
①契約内容のズレ。
②マキマは泣いている。
②マキマがデンジに対して下から目線。

なぜかマキマはデンジとポチタの契約内容を「普通の生活」と連呼している。本当の契約内容は【デンジの夢を私に見せてくれ】だ。夢は「普通の生活」に限定されていない。この契約の前にデンジとポチタはある話をしていた。

マキマがこれを盗聴していたようだ。デンジはここ以外で「普通の暮らし」と言っていない。しかしなぜマキマは「普通の暮らし」でなく「普通の生活」を連呼したのか、なぜマキマは「普通の死に方をする」の方を言わないのか、なぜ「デンジの夢を私に見せてくれ」を言わないのか?マキマはポチタの「私の心臓をやる」を聞いているから、「デンジの夢を私に見せてくれ」を聞かなかった線はない。マキマは「普通の生活」と言っているから「普通の暮らし」を聞かなかった線もない。マキマがどれかを聞いていないなら、マキマは契約内容に確信が持てない。つまり、マキマは全てを聞いた上で、わざと言葉を変えて減らしている。おそらくはデンジのために。

マキマはデンジの膝にコロンと寝っ転がり、表情を隠し、間をコけて…大爆笑した。よく見るとマキマは最初のコマで涙を流している。2コマ目でマキマのほほに涙がつたっている。マキマの飼い犬たちは泣いてると顔を舐めにくる(80話)。マキマの飼い犬がマキマの顔に寄ってるのでマキマは悲しんでいる。つまり、マキマは泣いてから笑った。マキマは笑いすぎて泣いていない。仮に、マキマが笑いすぎで泣いたとしても、なぜマキマはデンジの膝にコロンと寝っ転がる?なぜマキマはデンジに服を脱がしてから再びデンジの膝にコロンと寝っ転がる?なぜデンジの近くで朝食する?マキマがただデンジを騙していたなら、デンジと距離を取って上からデンジを見下しながら語っただろうし、デンジを床で寝かせるだろうし、朝食をデンジから離れて食べるだろう。マキマは悪い人じゃない!

マキマはデンジにくっつきたい。膝まくら×2、軽く胸を貸す、手を触る×2、心臓の鼓動を聞く(39話)、頭こっつんこ(3話)、ふらついたデンジを抱き止め(2話)、デンジの胸に指ツン(2話)、初対面ハグ(1話)。レゼが打算からデンジに近づきつつもデンジを好きになったように、マキマも打算からデンジに近づきながらデンジのことが好き。マキマは好きなデンジを追い詰めなければならない事情がある。そう考えるとすごく辛い(´;ω;`)

マキマは「自分こそ普通の生活をしちゃいけない」「自分がアキ君とパワーちゃんを殺した」とハッキリ自覚しているから、デンジより低い位置━━デンジの膝の上━━でデンジの心の扉を開き、(デンジの心への働きかけで)子供デンジよりかなり身をかがめているように見える。辛い。

マキマは偉い人に会った後や会わなければいけない時━━憂鬱な気持ちになった時、窓の外を見るクセがある。2話のマキマ(好きのコマ)が窓の外を見ているのも、「憂鬱な気持ち」になったからだろう。同じ2話で、犬好きのマキマはデンジに「返信は『はい』か『ワン』だけ」「使えない公安の犬は」「使える犬だね」「本当に犬みたい」「(好きなタイプは)デンジ君みたいな人」と言っている。マキマもうデンジ大好きじゃん!デンジ君は私の犬!マキマはすでにデンジ大好きなのにデンジにひどいことしなければいけないので「憂鬱な気持ち」。
デンジの友達をすぐ殺す、デンジの奥さんと子供を長生きさせない、デンジの家族的なパワー殺し、デンジの首をハネたクァンシ殺し、デンジといちゃいちゃしてたレゼ殺しは、デンジをお持ち帰りした姫野見殺しは、全てデンジ絡みだ。事情のほかに私情入ってるよね。我はその私情があっていいと思う。我はマキマがどんなにデンジにひどいことしても、マキマはデンジを好きでいていいと思う。マキマはデンジの膝にコロンしていいと思う。
きっと、人の子がマキマの罪が赦せないなら、デンジの罪も赦せない。きっと、人の子がマキマの罪を赦せるなら、デンジも赦せる。日本は恥、努力、がんばるなどの世界にない独特な価値観を持つ分、世界全体に浸透している「愛と赦し」を知らない。映画好きの藤本タツキが洋画によくある「愛と赦し」を表すなら、きっとデンジもマキマも救われる。
この作品の終わりが楽観的でありますように🙏
この記事を読んだ人たちにサンクス!
またね👋







