【鬼滅の刃】「竈門」と「炭」と「火」のカルチャーはすごく大事

ヒノカミはとても大事

　こんにちは。

これは『鬼滅（きめつ）の刃（やいば）』そのものの記事じゃない。作品の舞台裏、難しい話だ。なので、難しい話がニガテな人にはオススメしない。

なぜタンジロウが【炭（すみ）焼き】を生業（なりわい）とし【ヒノカミ神楽（かぐら）】を受け継ぐ【竈門（かまど）】家の長男なのか？

日本人の生活にとって、炭（すみ）と火（ひ）と竈（かまど）はずっと大事だった。特に寒い冬、寒い地方ではなおさら炭（すみ）と火（ひ）は大事だ。しかし、「竈（かまど）の神様の名は？」「炭（すみ）の神様の名は？」「火（ひ）の仏様の名は？」と聞かれて即答できる日本人は今いない。昔もそう変わらない。それは《鬼（おに）》と関わる話。

《鬼（おに）》いう漢字で引っかかるが、中国人、いや漢字圏に「オニ」「キモン」に当たるカルチャーがない。漢字とこの発音は関わりがない。だから「オニ」の物語は日本だけの話だ。生きる上でも戦場（いくさば）でも寺でも社でも正月でも内裏（だいり）(皇居)でも火（ひ）が大事なのに、なぜ日本人は「火（ひ）の神仏」「竈（かまど）の神仏」「炭（すみ）の神仏」を敬わなかったのだろう？ここには今も続く大嘘と呪いが働いている。オニを悪者にしたり、オニを退治する源頼光（みなもとのよりみつや渡辺綱（わたなべのつな）や金太郎を英雄にしたり、禰宜（ねぎ）が豆を投げたり（禰豆子（ねずこ））、長男を主人公にすることが、大嘘や呪いのトリガーだ。これは『鬼滅（きめつ）の刃（やいば）』『Fate/Grand Order』への批判や悪口ではない。道徳（どうとく）や宗教（しゅうきょう）の話でもない。もっと根深い呪いの話だ。

言おう。三つの真実を。いや、言おう。四つの真実を。

壱（いいち）、天皇を支える草薙剣（くさなぎのつるぎ）をつくったのは鬼（おに）の親だ。

弐（に）、茨木童子の腕を切り落とす刀を打ったのも、鬼（おに）と呼ばれる側だ。

参（さん）、酒呑童子の首を切り落とす刀を打ったのも、鬼（おに）と呼ばれる側だ。

肆（し）、世界に兄弟姉妹の上下差別はない。

最近、鬼（おに）の親がつくったとされる草薙剣（くさなぎのつるぎ）のレプリカで天皇が即位した。日本神話にあるヒノカミの親「兄妹」、ヒノカミたる姉アマテラス、ヒノカミの弟スサノオは世界にない兄弟姉妹の差別の源だ。世界や昔の日本に先輩後輩や目上目下や上司部下の上下差別はない。世界は神や親や家族に対して「お」「様」「上」「さん」をつけない。

なぜ、世界の人は家族に兄弟姉妹や敬語の差別がないのに、漢字圏に鬼（おに）や鬼門（キモン）がないのに、世界にも昔の日本にも先輩後輩や目上目下の差別がないのに、今の日本にだけそんな不平等な差別があるのか？

日本の大人は決してこの答えを出せない。『鬼滅（きめつ）の刃（やいば）』も兄弟姉妹の呪いや長男の呪いや先輩後輩の呪いや敬語の呪いや鬼（おに）を殺す刀の呪いを解けない。なぜならこの作品も呪いの源（みなもと）だから。もちろん鬼滅（きめつ）や漫画だけが悪いという話ではない、日本人みんなが悪いから。

年のはじめのヒノカミ神楽

シンデレラが「三女」で、西洋の童話の主人公が「三男」「三女」なのは長男の呪いを解く聖なる力の働きだが、スタジオジブリの宮崎駿（みやざきはやお）も含めて日本人はそれを受け入れない。たとえ、正月が「三が日」で、正月神の頭と角が「三尺」で、「三段重ね」の鏡餅を飾り、年神（としがみ）「第三龍王の第三女（龍宮城（りゅうぐうじょう）の乙姫（おとひめ））」を招き、その「第三龍王」が酒呑童子を子に持ち、お屠蘇（とそ）が「三段重ねの酒器」で、お屠蘇（とそ）が屠（ほふ）られてから「三日後」に蘇（よみがえ）るイエス・キリストから来た習慣で、イランから来たクリスチャンがイランの火の（ひの）神（かみ）アータルと火（ひ）の新年祭をも日本に伝え、この話が“年のはじめのヒノカミ神楽（かぐら）”につながるとしても、日本人は見ざる🙈、聞かざる🙉、言わざる🙊の三猿になる。日本人は小正月のどんど焼きやさいと焼きに参加しても、何も見えず、何も聞こえず、何も語れない。

聖書やクルアーン（コーラン）やギリシャ神話やローマ神話や騎士道物語や西洋の童話やファンタジーには、兄弟姉妹がない。「お」「様」「さん」「ちゃん」づけもない。なぜなら、神々や神がそんな差別をつくらないから。だが日本人はニセ海外ニュース、ニセ洋画字幕、ニセ吹き替え、ニセ聖書、ニセ西洋人などに、必ず「神様」「父上」「母さま」「お兄さん」「姉ちゃん」「弟」「妹」の嘘を入れる。

【世界は「神様」「父上」「母さま」「お兄さん」「姉ちゃん」「弟」「妹」「先輩後輩」「目上目下」「上司部下」「鬼（おに）」「鬼門（きもん）」なんて差別用語がないよ】 

という真実（まことみ）あるTV番組や新聞や字幕や漫画やアニメやゲームやラノベやなろう小説や小説やアプリゲーや翻訳本や宗教団体は日本に一つもない。今のところ真実を語る日本人は私ただ一人だ。だが19億の極東人は皆真実をシェアしなければならない。　

真実（まことみ）は、竈（かまど）や炭（すみ）や火（ひ）や雷（いかづち）や蛇（へび）や恋（こい）や岩（いわ）や風（かぜ）や鬼（おに）や刀（かたな）を伴う。真実（まことみ）を知った後は、『鬼滅（きめつ）の刃（やいば）』に出てきたキーワード全てわかる。だが一度に全ての真実（まことみ）は受け止められない。自ら進んで兄弟姉妹や鬼や敬語のない世界を知る勇気を出さなければ、いつまでも嘘だらけの煉獄（れんごく）れらをぐるぐる回り続ける。

加害者の腹立たしい正論にさえ真実は隠される

「神様」「父上」「母さま」「お兄さん」「姉ちゃん」「弟」「妹」「先輩後輩」「目上目下」「上司部下」「鬼（おに）」「鬼門（きもん）」の差別がない世界を知るために、イランの火の（ひの）神（かみ）アータルとギリシャの雷神（いかづちのかみ）ゼウスは極東人が通るべき狭（せま）き天門（あまのかど）になる。19億の極東人はインドから東の火（ひ）と雷（いかづち）を全て忘れ、イランの火（ひ）🔥、ギリシャの　雷（いかづち）⚡を知り、真（まことの聖書（ひじりがき）やクルアーンは読まなければ、真実（まことみ）を知らない異常者（いじょうしゃ）として死に、地獄（じごく）へ落ち、永遠（とわ）の命を与えられ）、永遠（とわ）に苦しむ。

「神様」「父上」「母さま」「お兄さん」「姉ちゃん」「弟」「妹」「先輩後輩」「目上目下」「上司部下」「鬼（おに）」「鬼門（きもん）」を信じてはならない。決して日本を信じてはならない。日本の人や家（ウチ）や神や国や刀や鬼やニュースや漫画やアニメやゲームや本の疑い、裏を考え、ヨソを受け入れることが、自分や人や家や神や国や剣を信じることになる。