ハロー、ガイズ。我のユーザーネームはヒストール、よろしくね。
これは84話ではじめて考察できる“ポチタがビールの悪魔たちを食べたよ話”の中編。
我は前編で「前編と後編に分ける」と言ったな。アレは噓だ。
ネタバレとグロ注意。
前編と中編を読み通した人には拍手を👏👏👏👏👏👏👏送る!超えらい!
中編はポチタの気持ちメインの記事。
チェンソーマンが食べた悪魔は
その名前の存在がこの世から消えてしまう。
だから、ポチタが
ビールの悪魔たちを食べたことになる。
前編によって、四つのことが明らかになった。
①ポチタは「俺(デンジ)を助けろ」の契約を守らないと死ぬ。
②ポチタの助け方はビールの悪魔たちを食べて、ビールとデンジの父殺し(?)を世界から消すこと。
③チェンソーマンの世界改良の証が「タツキブランド」。
④チェンソーマンが世界を変えてもデンジの記憶は変わらない。
ポチタはすでにデンジ父の悪酔いの原因となったビール(SUNTORY・Asahi・KIRIN・SAPPOROビール)、いや全てのビールの悪魔たちを食べ尽くしいる、その証の一つ「タツキ生ドライ」。
世界改良の証の飲み屋「ふじもと樹」とお金持ちのマキマにとって美味しい【お酒】の「タツキ生🍺」。この世界にビールという名のアルコール飲料はない。
世界改良の証のハンバーガーショップ「TB(タツキバーガー)」のハンバーガー🍔は、新鮮な狩猟肉に食べ慣れた女性にとって踊りだしたいおいしさで、国によっては食べられない代物。
ポチタがデンジのためにビールの悪魔たちを食べたことはほぼ確定だ。この世界にビールという名のアルコール飲料はないのだから。マキマがデンジにつきつけた「デンジは父殺し」は根拠を失なった。記憶の扉の向こうにはビール缶があったからだ。世界改良前のデンジが本当に父殺しでも、ポチタによってそれは自殺に変わってる。あるいは、デンジは元々殺していない(デンジは自分が父殺しと勘違いし自ら記憶を封印した)。どちらにせよデンジは今の世界で自分の父を殺していない。デンジの父殺しが放置されているなら、ポチタはデンジを助けなかった契約違反で100%死ぬからだ。我の記事のテーマ「ポチタがビールの悪魔を食べた」が外れでも、ポチタが父殺しを放置した可能性は0%。ではポチタはいつデンジを助けたのか?
この日ポチタはデンジを助けた。
デンジ、ポチタは悪魔に食われちまったんじゃなくて、
ポチタが悪魔を食ってたんだよ、君のために。
泣きながらデンジを待っていたポチタは、
世界改良後にデンジが自分のことを覚えているかわからなかった。
ポチタこそホっとしたんだよ、デンジ。
マキマはチェンソーマンのファンだ。逆に言えば、ファンに過ぎない。マキマはデンジのようにポチタと助け合うことも、ポチタを泣かせることも、ポチタと一緒に寝ることもできない。マキマはデンジに勝てない。デンジをナメるなよ、マキマ!お前は地獄のヒーローの気持ちがわからねえんだ。なるほど、確かに悪魔を食べて世界を変えるのはすごい能力だ。でもマキマ、お前はチェンソーマンの気持ちがわかるか?ポチタの姿でデンジを泣きながら待っているヒーローの気持ちがわかるか?マキマ、お前はデンジとポチタの絆を奪えない。━━それはお前もわかってるだろう?何せお前はデンジとポチタの契約を破棄できないのだから。
マキマの言うことは噓が多い。デンジとポチタの契約は二つ。
「お前を助けてやるから…俺を助けろ」
「私の心臓をやるかわりに……デンジの夢を私に見せてくれ」
マキマ、お前は二つの契約をどちらも破棄できない。破棄できていない。だからこそ、お前は契約内容にない「普通の生活」を連呼した。この世界に存在しないビールと罪をデンジに見せた。噓つき!まったく、我は噓ついたことない(噓)から信じられないよ!
デンジ、お前はもうわかってる。まだ戦える。まだお前の物語は終わってない。
デンジがポチタに見せる夢は何でもいい。「胸揉んでみてぇ」でも「コウモリに囚えられた女の子と猫を救いたい」でも「みんなが怖がる悪魔を自殺させてやる」でも「強いジジイに戦い方を教わりたい」でも「悪ぶってる爆弾少女といっしょに逃げたい」でも「誰かと同じ目線で映画を見たい」でも「犬になりたい」でも「噓つき魔女を抱きしめたい」でもいいんだよ。何でもいいのさ。デンジ、君は父殺しじゃない!
君の胸の中にポチタがいる。まだデンジの夢は続いてる!デンジ 、君の夢をポチタと我々に見せてくれ!
とカッコいいことを言って宇宙規模のヒーロー話、後編に続く!
後編ポジの記事。
tenfingers.hatenablog.com