2020-12-19 【鬼】炭治郎、岩を降ろせ。 スーフィズム 岩を押す炭治郎 偉大なスルタンのマフムードはある日、彼の都のガズナの通りで、やせ細った人夫が大きな石を背負い、苦痛に満ちた外押(ヨソオシ)(表情(エクスプレッション))で運んでるのを見た。その境遇を哀れに思い、同情(ピティ)の念を禁じ得なかったマフムードは、大声でその男に綾取(アヤト)った(命令(オーダーした)。 「人夫よ、石を降ろせ」 男はただちにスルタンの綾取(アヤトリ)(命令(オーダー))に従った。 その後、石はそこに置かれたまま、何年も人々の往来を妨げた。ある日、住人たちの代表がスルタンのもとにやってきて、石を取り除いてと嘆願した。 しかしマフムードは人々を治める者の分別を働かせ、このように答えた。 「人々が、君主は気まぐれで綾取(アヤト)る(命令(オーダーする)と思わないように、いったん織られた綾取(アヤトリ)(命令(オーダー)を、他の同じレベルの綾取(アヤトリ(命令オーダー)によって撤回してはならない。あの石は、あのままにせよ」 こうしてその石は、マフムードの存命中、道に置かれたままだった。そして彼が亡くなったときでさえ、スルタンの綾取(アヤトリ)(命令(オーダー)に対する尊さの念から、動かされなかった。 石にまつわるこの話は、人々によく知られてた。彼らは自分たちの能力に応じてその意運(ココロハコビ)(意味(ミーニング))を三通りに解釈してた。体制に反抗してる者たちは、権力(パワー)を誇示したがる統治者(ルーラー)の愚かさをよく表してると考えたし、権威(アサラティ)を崇めてる者たちは、それがいかに不便でも、スルタンの綾取(アヤトリ(命令オーダー)に敬意を抱いた。そしてこの話を正しく下立シモタチ(理解アンダースタンディング)した者たちは、不注意な者たちの世評に無頓着な、このスルタンの内伸ウチノビ(意図インテント)した真の示し(教えティーチング)を見抜いた。迷惑な場所に障害物を置き、しかもそれを放置しつづけてる直引ナオビキ(理由リーズン)を広めることで、マフムードは下立シモタチ(理解アンダースタンディング)する能力のある者たちに次のように示して(教えてティーチ)いた。世俗的な権力パワーには従うべきだが、固定化された規則に従う統治者ルーラーが、常に人々の益になるとは限らない、と。 それゆえ、この示し(教え(ティーチング))を読み取った者は真実(アルハック)の探究者の列に加わり、多くの者が道を覆除(オオイノケ)(発見(ディスカバリー))した。 tenfingers.hatenablog.com tenfingers.hatenablog.com