ヒストールのブログ

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【葉一】“You Tubeの授業”は良い。なぜ既存《教育》は洗脳か。

 

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葉一のYou Tube授業
 
www.buzzfeed.com
 
 
 ハロー、エヴリワン。
 わたしヘブライ語とエラダ(ギリシャ)語とモダン好きのヒストール、よろしくね。
 これはYou Tube授業の葉一を称賛し、また《教育》の悪を戒める記事。
 
子どもたちの選択肢に差があるのが嫌だったんです。教育は誰でも平等に選べる場であってほしい。 葉一

 

 この動機は良いもので、良い源からは良い流れが出る。You Tube授業は良いことだ。なぜ既存の《教育》が悪なのか。それは“教え語”と“学ぶ語”のほとんどは英語の全誤訳で造語、非現代語で非日本語だからだ。
 

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『哲学字彙』(1881)
 
 現代日本語の2000語以上は英語翻訳語。それらはかなり造語でほぼ全て誤訳。現代日本語は、西にしあまね(1829‐1897)、箕作みつくり麟祥りんしょう(1846-1897)、井上哲次郎(1856‐1944)らによって造られ、『哲学字彙』(1881)━━日本初の《哲学》辞典━━によって広まった。
 
※この記事における《》の語は英語の誤訳で造語。それらは日本語ではない。
 
 たとえば、《教育》《教科書》《教会》《教皇》《司教》などは造語で誤訳。一文字も合っていない。これらは世界や昔の日本語になく、誤用がひどい。「教える」「教師」すら誤訳。ティーチ、ティーチャーは【示す(者)】【見せる(者)】。誤訳に合わせて、〜教、仏法を仏教、儒道を儒教と呼ぶようになった。
 
 たとえば、《哲学》《文学》《科学》《物理学》《歴史》《芸術》も造語で全誤訳。一文字も合っていない。これらは世界や昔の日本語になく、誤用がひどい。 ただの全誤訳は、「学校」「学生」「学長」などがある。
 
 これら“教え語”や“学ぶ語”は、字面も中身も本物のエジュケイションからかけ離れている。日本語ともかけ離れている。
 日本は今も昔も教えも学もないド田舎なのに、《政府》や《出版社》や《広告》は「昔から日本は“教え”や“〜学”があった。日本すごい。世界も教えや学で動いてる」と子供たちを洗脳してる。
 
 〔頑張る〕〔仲間〕〔仲良し〕の価値観すら造語で、〔先輩後輩〕〔目上目下〕〔上司部下〕も新造の不平等用語。これら世界や昔の日本語と全くつながらない。グリム童話、ファンタジー、ディズニー、マーベルヒーローズ、ハリウッド映画、洋楽、洋ゲーには、〔努力〕〔頑張る〕〔仲間〕〔仲良し〕の物語はない。落語、歌舞伎、能楽雅楽、俳句、短歌も〔努力〕〔頑張る〕〔仲間〕〔仲良し〕の物語はない。〔先輩後輩〕〔目上目下〕〔上司部下〕という犯罪は、欧米のスクールにない。
 
 それ以前に、西洋や中東やインドには「兄弟姉妹」という上下差別単語がない。神話や聖書やクルアーンに、兄弟姉妹という差別単語がない。愛、アガペーとエロスは、どちらもブラザーやシスターを上下に引き裂かない。愛を知らない極東人だけが同生なるブラザーシスターを《階級》で引き裂き、西洋や中東にも兄弟姉妹がいると大嘘をつく。愛なき極東人は《教育》、テレビ、新聞、雑誌、本の全てで大嘘をつく。
 
 欧米は《教皇》《大統領》「大臣」「長官」「王子」などの偉そうな語がない。世界に〈民(目を刺された奴隷)〉の語はない。世界に《国民》《民族》《人民》《市民》庶民、民間人という奴隷語はない。
 
 コミュニケーションは、同じ人同士を前提にした《交流》で、タテ《関係》はコミュニケーションではない。これは変えられないルールや《常識》。《意見》や《定義》ではない。日本人がサッカーを「木刀で殴り合うスポーツ」に変えられないように、同じ人同士のコミュニケーションを兄弟姉妹、目上目下、先輩後輩、上司部下のタテ《関係》に変えられない。「日本では上下《関係》がコミュニケーションだ」と言って変えられない。日本人はコミュニケーションが苦手なのではない。日本人はコミュニケーションができない、やらない、知らない。日本人はコミュニケーションをやる〔努力をしない〕〔がんばらない〕。
 

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ジョージ・オーウェル1984年』
 
 家で兄弟姉妹だ、目上目下だと不平等に洗脳される子供たち。学校で、先生生徒だ、先輩後輩だ、目上目下と年齢不平等に洗脳される学生たち。《教育》《出版》の全てで洗脳する悪魔の島。〔努力〕〔頑張れ〕〔仲良く〕で洗脳する悪魔の島。現代日本語そのものが洗脳語だ。ジョージ・オーウェルディストピア小説1984年』。作品に出てくる洗脳国語ニュースピークは、現代日本語とそっくり。
 
 授業で使う《論理》《批評》《意見》《交換》《感情》《表現》《主観》《客観》《具体》《抽象》なども造語で全誤訳で、世界や昔の日本語にない。これらの誤用と実害はさらにひどい。
 
 国の柱たる《民主主義》《国民》《主権》《権利》《政府》《政治》《社会》《会社》なども英語と真逆の全誤訳で造語。これらは日本語ではない。憲法」「自由」も英語の主旨に反した誤訳。これらの誤用と実害はさらにひどい。
 
 日本人が日本語だと錯覚する《国家》《国民》《文化》《伝統》《歴史》は全て英語誤訳で、日本語ではない。
 
 現代日本語は非現代で非日本だ。それは真実で、《議論》《意見》の余地はない。
 
 明治から令和までの《教育》の教える語は洗脳。《〜学》の学ぶ語は洗脳。極東の〈家〉の兄弟姉妹や親子も洗脳。「憲法」は洗脳。「出版」も洗脳。「新聞」も洗脳。現代日本は、いや極東は上下《関係》しかなく、コミュニケーションがない。
 
 極東における紙の新聞、紙の書籍、上下《関係》は現代性や真実やコミュニケーションがない。
 
 だから逆に「増えたリアラティ」のYou Tube授業に善と望みがある。既存の《教育》は悪で望みがない。葉一はまだ現代日本語そのものに無自覚なようだが、この道は良い歩みになるだろう。
 
 You Tubeやインターネットはリアルの延長、オーグメンテッド・リアリティだ。世界のド田舎者だけが、You Tubeやインターネットを非《現実》、【外導(ヨソミチビキ) education】を《教育》とし、ヴァーチャルを《虚構》とする。それらの境界線と字面と中身は間違いだ。
 
 《義務》《教育》は子供たちを洗脳する。
 《出版》《哲学》《文学》《批評》は読者を洗脳する。
 紙の新聞や紙の書籍を崇拝しても現代語や日本語は理解できない。  
 
 《教育》界は、リアル、ヴァーチャル、インターネット、コミュニケーション、コモン・センスがわからない。《教育》者や紙の崇拝者は、現代や日本を知らない。
 
わたし電子書籍やネット辞書を使い、図書館で書庫の本、辞書、古い新聞などを利用する。わたしアラビア語ヘブライ語、エラダ(ギリシャ)語、ラテン語、英語、古今東西を知るのが当たり前な生活をしている。
 
 日本住人は、教え語や学ぶ語の洗脳造語を少しずつ捨てなければならない。それは避けられない。全員が《教育》を捨て、【外導(ヨソミチビキ) education】で仕切り直さなければならない。
 
 You Tubeの授業は、教え語や学ぶ語からの突破口になるだろう。
 現代日本語は洗脳語、ニュースピークだ。
 洗脳語以外の言葉を知り、日本という地下牢ダンジョンから
 異世界イセカイに脱出しなければならない。
   

 

 柄谷行人浅田彰東浩紀に限らないが、
  《批評家》がどれだけ誤字誤訳を使うかの実例。

 

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