
ハロー、モダン・イラ(modern era)。
今回は、「恋愛」「存在」「国民」「自然」「現実」
などが江戸時代になかった英語翻訳語かつ誤訳で、
それらの誤用悪用を改めなければならない、という話。
現代日本語は、その多くを英語翻訳語(ほぼすべて誤訳)に依存している。
「国民」「自然」「現実」「社会」「存在」
「人格」「個人」「青年」「彼」「彼女」
「愛」「恋愛」「情緒」「具体」「抽象」
「思考」「感性」「体験」「義理」「義務」
「自由」「権利」「憲法」「主権」「市民」
「政府」「政治」「警察」「科学」「哲学」
「宗教」「歴史」「文学」「芸術」「小説」
これらは生活の中で全く使われてこなかった造語だ。
日本は元々使ってきた語で英語を翻訳しなかった。
翻訳しようにも日本は田舎で文化も言葉も無かった。
だから日本人は地に足のつかない造語を広めた。
2,000語を超える英語誤訳の誤用悪用を少し挙げてみよう。
恋愛(誤訳)が何かわからないのに「恋愛」をしたフリ、
国民(誤訳)が何かわからないのに「日本国民」に酔い、
政府(誤訳)が何かわからないのに「日本政府」を立て、
政治(誤訳)が何かわからないのに「政治家」に当選し、
科学(誤訳)が何かわからないのに「科学者」を名乗り、
文学(誤訳)が何かわからないのに「文学者」を演じて、
哲学(誤訳)が何かわからないのに「哲学者」を真似て、
歴史(誤訳)が何かわからないのに「歴史学者」が現れ、
警察(誤訳)が何かわからないのに「警察官」に就いて、
自然(誤訳)が何かわからないのに「自然破壊」に怒り、
社会(誤訳)が何かわからないのに「社会の為」と宣い、
権利(誤訳)が何かわからないのに「権利を守れ」と叫び、
義務(誤訳)が何かわからないのに「義務がある」と顰め、
現実(誤訳)が何かわからないのに「現実を見ろ」と叱り、
経験(誤訳)が何かわからないのに「経験が大事」と語り、
知識(誤訳)が何かわからないのに「知識ばかり」と謗り、
宗教(誤訳)が何かわからないのに「宗教みたい」と嘲り、
具体(誤訳)が何かわからないのに「具体的に」と求め、
抽象(誤訳)が何かわからないのに「抽象的だ」と言い、
主観(誤訳)が何かわからないのに「主観的だ」と咎め、
客観(誤訳)が何かわからないのに「客観的に」と装う。
カタカナ語も全て偽物ばかりで本物がない。
ブラザー、シスター、シブリング、
リアル、ソーシャル、リーダー、フォロワー、
ラヴ、フォーギヴ、クリエイト、メイク、
ライチャス、ライト、クレーム、ジャスティス、
サヴァランティ、パワー、オーソリティ、
ヴァーチャル、ヴィジョン、ヴィジュアル、
カンパニー、コミュニティ、パン、アライ、
アニマル、アニメーション、アニミズム、
ネイチャー、コンスタテューシャン、キャラクター。
私は関連する語を同じ行に並べたが、
日本人は一つもわからないだろう。
日本では誤用しかされていない語だ。
あなたがこれら一語を語る度に、
あなたは狂気を示すが自覚しない。
私はこれら一語一語をあらゆるものと関連づけて嗜んでいる。
英語語源学や聖書や神話や騎士道物語や英雄詩や童話やノベルや
ネイティブ英語やニュースや洋画や洋ドラや洋ゲーやアメコミや
日本アニメ英訳や日本コミック英訳や日本アプリゲー英訳など。
その語の内部本質に関わる他の単語や同じ文に使われる語、
ネイティブ習慣や現代的な使用やニュースやスラングなどを調べていくと、
日本人の英語翻訳やカタカナは全くまともに機能していないとわかる。
例えば【憲法】【自然】【肉体】【キャラクター】は直列的に関係する語だ。
だが【憲法】【自然】の誤訳かつ誤用ゆえに、
「【憲法】と【キャラクター】、【憲法】【自然】は全く関係ない」
と思う日本人が99.999%以上だろう。天皇より重要な国の基礎すら、
【憲法】で誤訳と誤用だ。【国民】【主権】【権利】【民主主義】
【政府】【警察】も完全誤訳で完全に誤用、完全に悪用されている。
【憲法】【国民】【主権】【権利】【民主主義】【政府】【警察】などが
誤訳かつ誤用悪用ばかりと知るには、自分の家族や自分の友達や同じ地元人や
同じ世代や全ての日本人を敵にする覚悟がなければとても追求できない。
日本国憲法はもちろんNHKや日テレやTBSやテレ朝やテレ東やフジテレビ、
読売新聞や朝日新聞や毎日新聞や日経新聞や産経新聞や電通を悪とみなし、
歌手や漫画家や声優や文学者やライトノベル作家まで皆を敵視しなければ
ならない苦痛と恐怖と孤独の人生だ。私は五歳の時から覚悟と理解済だが、
そのような幼稚園児を教育や才能や努力で生み出すのは不可能だ。
何より私は七歳ですでに努力や才能や恥や和やNHKやPTAや天皇や庶民や
右翼や左翼や仏教や神道を全て悪とみなしそれらを両親にすら隠していた。
必要なのは覚悟や勇気であって、才能や努力や恥や和や知識(誤訳)ではない。
筋肉を鍛えようと、武術の理合(発勁や合気)を磨こうと、
政治(誤訳)家や文学(誤訳)者や科学(誤訳)者や芸術(誤訳)家や
宗教(誤訳)家や社長(誤訳)や自然(誤訳)主義者や現実(誤訳)主義者になろうと、
私のような覚悟や勇気や知恵は決して得られない。
私が書くことはモダンに基づくが、日本人の誰かの真似ではない。
私と同じ話をする日本人を探してみるといい。見つからないから。
私の指摘している誤訳問題は、欧米諸国には無い。
実は中国も日本の英語誤訳を憲法(誤訳)に利用しており、この問題の背後には
儒道と道家(老荘)と中華思想と五行思想がある。実質、儒道と老荘と中華と
五行思想と風水と中国の基督教(カトリックやプロテスタント)を全て
解体し、天皇と日本と大和と和と陰陽道と日本風水と密教と大乗と禅と
現在の日本カトリックと日本プロテスタントと日本ロシア正教と日本無教会
主義と日本的無宗教の根本そのものを解体し再構築する必要がある。
簡単に言うと、中国と日本の名と内側のほぼ完全な解体と再構築だ。
再構築には中国や日本の教養人すら忘れている自国の古語の復活や編集を伴う。
忘れてしまった自国の古語の復活と編集と合わせての英語翻訳。
英語翻訳と言っても英語の中にラテン語やフランス語やギリシャ語や古英語や
ゲルマン祖語や印欧語が入っているので、深く密な翻訳作業になる。
極東諸国がアメリカやヨーロッパやイスラエルやインドに勝つには
ヘブライ語やアラム語や古ノルド語やアヴェスター語やサンスクリット語も
必要になるだろう。言語と言っても文字のIMAGEや数字に対する感情と
無意識の解体と再構築を伴うので、いわゆる占いや深い密儀の解体と
再構築になる。結果的には既存の密儀や占いがほぼ総入れ替えになる。
つまり国名と言語と神々と神秘数と浅い神秘と深い神秘の
全てを組み替えるグレートモダンだ。
日本の膨大な英語誤訳は、薄っぺらな明治維新や傀儡天皇の背景に、
建国(前)から今日に至るまでの1300年以上の蓄積がある。
中国に至っては最低でも2600年の儒伝統に打ち勝たなければならない。
道は狭く茨だらけだが、その先には勝利や栄光や良い国がある。
私はさすがにこれを読み切る島人を想像できないが、
そんな勇気ある人がいたら勝利と栄光があらんことを。